2018年3月6日火曜日

「アトム ザ・ビギニング」 手塚治虫 ゆうきまさみ カサハラテツロー 

A106

新井紀子は「AIvs教科書の読めない子どもたち」
現在のアルゴリズムでは「計算機」である「コンピューター」に
「考える」ということは出来ない
(つまり現在のコンピュータは「人工知能(AI)」ではない)
と述べています。

アトム ザ・ビギニングでは 作中
天馬とお茶の水 二人の大学院生が
「ベヴストザイン」というプログラムにより
「人工知能」に「自我」を与える研究に取り組んでいます。

そのこれまでの成果が
「A106(エーテンシックス)=シックス」と
「A107(エーテンセブン)=ユウラン」。

A107
この作品では
ビッグデータとディープラーニングをつかった「確からしい答え」の提示を
「哲学的ゾンビ」と呼び「AI」とは明確に区別しています。

また「自我」を持たないAIも登場し

それらの比較により「存在」ということの意味を浮き彫りにしていく
といった作品です。

現在のところ7巻まで既刊。

by カエレバ

Kindle版だと紙版より45円安いので
私は電子書籍で読んでます。


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