※「GIANT ESCAPE R３にフルフェンダーをつける。（前編）」はコチラ
さて、フルフェンダー装着の肝、問題のリアフェンダーの取り付けです。
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取り付けた ディズナ ロードフェンダー |
リアフェンダーの固定は
①シートステイとフェンダーの釣り金具
②リアエンドとフェンダーのステイ
③チェーンステイブリッジとフェンダーのボルト穴
を
それぞれボルトとナットでとシンプルです。
しかし、R3の場合
③が写真の様にフロントディレーラーと干渉してしまいます。
FDとの接触を避けようと
スペーサーを厚めに入れて固定すると
今度はタイヤに接触します。
ショップなどで「フルフェンダーは着きませんよ」と言われる原因がここです。
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| フロントディレーラーとフェンダーの干渉 |
①ロードバイクタイプのＦＤを使う。
②フェンダーに穴を空ける
の二つが考えられます。
今回は、R3の乗り味をデフォルトで楽しみたいので
②の方法をとりました。
この程度の穴なら、泥はねが脚にかかることはないと思います。
FDは汚れるでしょうが
「ないのが元」なので気にしません。
電動ドリルで小穴をたくさんあけ
穴を糸鋸でつなげて大きな穴にして
やすりで整えます。
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| ドリルで小穴をあけて |
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| それをつないで（肉抜き加工のようでそそります） |
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| やすりで削ってこんな風に |
この程度あけても割れやブレは起こりそうに感じませんでした。
実際の耐久テストはこれからの通勤で。
装着してみると
写真で左に膨らんでいる部分より上（ボルト穴寄りの方）は
不要でした（泣）
位置決めを正確にしてください。
現物あわせなのなかなか難しい。
見えない所だから
よしとしましょう。
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| ＦＤが動いてもフェンダーにあたりません |
きれいに逃げが作れました。
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| 固定ボルトにゴム製グロメット４枚 |
（実際は、ボルト頭とグロメットの間にフェンダーが入ります）。
こいつをフェンダーに通し
チェーンステイブリッジの穴に通して、ナットをつっこむのが
今回の最大の難関でした。
狭いので
ボルトがナットをキャッチする前に、ナットが落ちる。
根気かテクニックか、便利工具いずれかを使ってがんばってみてください。
私は根気と運で。
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| 指が入らないのよ |
グロメットの枚数も調整します。
グロメットが柔らかく最後まで締め込めなかったので
ナットは回り止めの付いたものがいいかな、とか
もっと固いスペーサーがいいかな、とか
振動を考えるとこれくらい柔い方がいいかな、とか
グロメットの耐候性はどうかな、とか
さまざま課題がよぎりましたが
実証はこれからの日々の生活でってことで。
ところで
あとはフェンダーステイをつめる作業が必要ですね。
ステイにかぶせる黒いキャップは同梱されています。
フェンダーとスタンドがつくと実用車っぽいですね。
通勤車なので、それも狙いではあります。
QRスタンドとステイ先端（写真のカマキリの顔みたいな銀のやつ）の当たりがギリです。というか少し削ってる感もありますが
角度が微調整できる程度の当たりなので
気にしないでいきましょう。
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| スタンドとステイ先端の当たりはギリ |
R3のシートステイブリッジには
ねじ切りをした穴が開いているので
適当な長さのボルトでつり金具（プラですが）をねじ込めばOK。
ということで写真はなし。
私みたいなのんきさんでも2時間ぐらいの作業でした。
ショップは嫌がるわな。
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| ここでクリアランスを調整して |
ステイにかぶせる黒いキャップは同梱されています。
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| 現状(再掲）です |
通勤車なので、それも狙いではあります。
リアのステイはもう少し長くしてクリアランスを均等にしないとね。
（おわり）
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