2013年6月13日木曜日

MTBルック車カスタム(3)カンチレバーブレーキの交換


シリーズ:MTBルック車をほどよい乗り物にしていこう!その3回目

今回はカンチレバーブレーキを交換してみます。

現状
TESTACHというメーカーの
低グレードの物が付いています。

当時デザインと値段だけで選んだもの。
どうせどれつけても一緒だろうと思って。

これが全然効かない。
カンチは効かないはよく言う話だけれど
高校時代に乗ってたミヤタルマンツーリズムのカンチ(DIA COMPEの安いヤツ)は
もっと効いていた記憶があります。

思い出が美しすぎるのか
シューが劣化しているのか

は置いといて
お金で解決してみます(少額ですが)。
TESTACHのカンチレバー。評判は知りません。
シマノのアルタスという安いヤツを使ってみることにしました。

Shimano Altus BR-CT91 \1,869(前後)
テスタッチを外します。

5mmアレンキーで取り付けボルトを外して
軍手でつかんで引っ張りますが
なかなか抜けない。

スプリング穴に入っているスプリングの先端を
ドライバーの柄で押して見ましたが
びくともせず。

ちっちゃい(2mm?)アレンキーのスプリング調整ねじをゆるめてみると
何故か抜けましたがたぶん関係ないと思います。

思い切りがいまいち不足していたのでしょう。
スプリング調整ねじは多分固定とは関係ない。
シマノを袋から出して構造チェック。
このタイプ(ブレーキワイヤーが片方のカンチワイヤーを兼ねる)
のチドリは
友人の自転車をいじったとき以来なので
説明書首っ引きです。

安くても新品、きれいです。
本体をカンチ台座に取り付けます。
スプリング穴はとりあえず真ん中を使います。

グリスをたっぷり。
前、左右取り付けたところ。
ブレーキワイヤーを通します。

レバー部のタイコは入れる方が抜くより簡単
これがチドリ部分。
真すっぐいれて60°ひねると抜けないようになる。
よく考えられています。

通すときはまっすぐ。
使うときは60°カチッとひねって。
これでチドリ部の三角形ができるという仕組み。
このあたりから調整が含まれてくるので
説明書首っ引きになってきます。

シマノのマニュアル
3.の様にやってみます。
簡単です。
締め付けトルクがどんなもんか分かりませんが
ワイヤーつぶさない程度に。
マニュアルの3番通りにワイヤーをセット。
今度は4.の通りに。
マニュアル 
このスプリング調整ねじを回して、
アウター受けの真下に、なってるか?
シューの当たり調節をします。

「この時点でのクリアランスは不要」とのことで
シューの位置決めがすごくやりやすい。

さすが世界のシマノです。
リムにシューをぴったりつけて調整します。
左右できたら
チドリのワイヤーライナーから2~3mmワイヤーが見えるようにゆるめ
そこで本締め。

どうやらこれと
レバーのニギニギ(ワイヤーのゆるみ取り)
でクリアランスがとれるようです。

よく考えられています。

再び
左側のスプリング調整ねじで
左右のクリアランスを均一にして
(ブレーキレバーを握ると変わってくるので何度か繰り返す必要有り)
完成!
わりと短時間でできます。
ところが。
マニュアルの「シューの方向を間違えないで」の図がさっぱり理解不能。
ネットでググってみても全然出てこない。
結局
前方に開く様な形にハの字を作るためにシューの左右を取り替えて見ました。
フロント。前が閉じた状態。この後左右交換。
リア。前が開いた状態。これのが良さそう?
TESTACHよりほんの少しましになりましたが
やっぱり制動力は納得いくほどではありません。

カンチの構造のせいか
フレーム剛性のせいか
製品自体の性能の限界か

機会があれば探っていきたいと思いますが
今日はこれで満足としときます。


〔 結論 〕
・シマノさん。マニュアル、何とかしてください。
・俺、間違ってる?誰か教えてくれ!

【コチラも読んで見てください】

カンチレバー Vブレーキ パッドの相性について

【シリーズ インデックス】

  1. MTBルック車(カスタム) すべてはここから始まった。
  2. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(1)理論篇
  3. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(2)作業篇
  4. MTBルック車カスタム(1)パーツ購入
  5. MTBルック車カスタム(2)ハンドルグリップ交換
  6. MTBルック車カスタム(3)カンチレバーブレーキの交換
  7. MTBルック車カスタム(4)サイドスタンドの取り付け
  8. MTBルック車カスタム(5)チェーンリング交換とチェーンガード取り付け
  9. MTBルック車カスタム(外伝)チェーンとチェーンガードの調整と課題
  10. カンチレバー Vブレーキ パッドの相性について





2013年6月12日水曜日

MTBルック車カスタム(2)ハンドルグリップ交換

シリーズ:MTBルック車をほどよい乗り物にしていこう!その2

洗車をしてタイヤを交換
ポジションも嫁用に戻して
一応乗れるようになったルック改です。

さらに「グリップを交換して」というリクエストに応えることにしました。

すっかり汚くなったグリップを、

先日通販で入手した新しい物に。
バズーカ エアログリップ B-089 \642 
古いグリップは切断してはがします。
再利用しないのでばっさり。
グリップエンドも朽ち果てていました。
ニードルとマイナスドライバーでこじりとりました。
長さが同じものを購入したはずでしたが
ほんのちょっと長かったので
シフトレバーとブレーキレバーを内側に寄せておきます。
ハンドルを詰めているので内側は結構厳しい。
力業は必至ですが
少しでも入りを楽にするための石けん水。
台所用洗剤使用
ぐいぐいねじ込むだけですが
相当に体力を使います。


その分達成感もひとしお。
イメージも大きく変わる場所ですし。

さわやかになりました。
余っていたライトもつけてみて
使えそうなバイクになってきました。

続く。


【シリーズ インデックス】



  1. MTBルック車(カスタム) すべてはここから始まった。
  2. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(1)理論篇
  3. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(2)作業篇
  4. MTBルック車カスタム(1)パーツ購入
  5. MTBルック車カスタム(2)ハンドルグリップ交換
  6. MTBルック車カスタム(3)カンチレバーブレーキの交換
  7. MTBルック車カスタム(4)サイドスタンドの取り付け
  8. MTBルック車カスタム(5)チェーンリング交換とチェーンガード取り付け
  9. MTBルック車カスタム(外伝)チェーンとチェーンガードの調整と課題
  10. カンチレバー Vブレーキ パッドの相性について

by カエレバ




2013年6月11日火曜日

MTBルック車カスタム(1)パーツ購入


シリーズ:MTBルック車をほどよい乗り物にしていこう!その1

仕事から帰ると、

なんか地味なラインナップです。

宅配便が届いていました。

続く。

【シリーズ インデックス】



  1. MTBルック車(カスタム) すべてはここから始まった。
  2. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(1)理論篇
  3. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(2)作業篇
  4. MTBルック車カスタム(1)パーツ購入
  5. MTBルック車カスタム(2)ハンドルグリップ交換
  6. MTBルック車カスタム(3)カンチレバーブレーキの交換
  7. MTBルック車カスタム(4)サイドスタンドの取り付け
  8. MTBルック車カスタム(5)チェーンリング交換とチェーンガード取り付け
  9. MTBルック車カスタム(外伝)チェーンとチェーンガードの調整と課題
  10. カンチレバー Vブレーキ パッドの相性について


2013年6月10日月曜日

PARKPRE MTB スペック(5) F.ディレーラー SHIMANO XT

PARKPRE Scepter comp のパーツ構成はコチラ(PARKPRE MTB (=Project"P"弐号機) パーツ(概要))。

Shimano XT FD-M750 です。

このMTBを組んだとき、パーツのアッセンブリには結構悩みました。
そもそもがマウンテンバイクのフレームを使って街乗りを組もうと思っていたのですが、ヤフオクでちょうど良いフレームがこのPARKRPREで、ROCKSHOXがついていたもんだから切っ先が鈍ったというかなんというか、かなり本格MTB路線のチョイスをしてしましました。

Shimano XT FD-M750
とはいうものの、そこはそれ、なんちゃってですからお値段と相談の上ということで、単価の高い部分ほどグレードの低いパーツが使われ、目立つディレーラーをハイグレードに、というまるでメーカーがコストダウンするための手法になってしまっています。

本来ならRDもXTでいく予定だったのですが、前述の通りローノーマルにこだわってしまったのと、当時はRD-M750のデザインがいまいちに感じていたことでXTRを奢りました。
そうなるとFDも、というのが人情ですが、手が届かずここはXTグレードに。

レバーはLXでなんだかなという感じになっています。
見方を変えるとチョイスしまくった感有りともいえますが。
【参考】Shimano XT RD-m750
実際はオク相場と財布のバランスがなせるわざのアッセンブリなのでした。

〔 結論 〕
・今ならこのデザインも飲めるかな?
・クロスバイクがトップノーマルだから操作性も合わせたい。
・そうなるとフルM750コンポ化が頭をよぎるが。
・フルM950よりは現実的(コスト的に)
・M750のVブレーキは鳴きがひどいということなのでブレーキだけ他のチョイス?それもなぁ。

・結局しばらくこれでいっか。

2013年6月9日日曜日

PARKPRE MTB スペック(4)R.ディレーラー SHIMANO XTR

PARKPRE Scepter comp のパーツ構成はコチラ(PARKPRE MTB (=Project"P"弐号機) パーツ(概要))。

Shimano XTR RD-M953 SGSです。

いわゆるローノーマルタイプ。つまりは解除方向でギアが軽くなっていくというものですが、M980系に至って廃止されたということです。(デュアルコントロールレバーの廃止に伴うということで、本来DCLとのマッチングが基本なのか?)

力を入れると重い方に動くというイメージがわかりやすかったのと、登りでの変速が確実という売りが気に入り、かなり物欲をそそられて導入した覚えがあります。

それともちろん色、形ですかね。

ヤフオクで入手。新品で8000円くらいしたのではなかったのでしょうか。
Shimano XTR RD-m953SGS
XTRの9速化は1999年以降(ローノーマルはさらに後と思われる)なので、1994~1997年ものの(と思われる、ばっかりですが)フレームにはミスマッチ。

本来は先代のM900が正しい選択なのでしょうが、パーツのアップデートは当然の成り行きですから、そういうイメージで。

デオーレのスプロケット、HG50のチェーン、LXのシフター、TRUVATIV FIREX(前述)との組み合わせで使っていますが、変速性能の高さはすごく実感できます。
すごいミクスドコンポです
よくシロウトにディレーラー交換の効果は実感できない(一定以上の製品なら)といいますが、気持ちいい感覚は伝わってきます。

剛性と精度のなせる技なのだと思います。

ロードでシフターをDuraに替えたら変速感が大幅に向上したので、シフターもXTR化したらもっとスムーズになる期待感は大。

〔 結論 〕
しゃれでミクスドにこだわっていましたが、
コツコツ集めて、フルXTRという線もあるかもしれません。

2013年6月8日土曜日

PARKPRE MTB スペック(3)チェーンホイールTRUVATIV FIREX

弐号機のチェーンホイールについてです。
PARKPRE Scepter comp のパーツ構成はコチラ

ギヤクランク : TRUVATIV FIREX 22/32/44T 170mm

TRUVATIV FIREX 22/32/44T 170mm

2003年の秋にヤフオクで入手していますね。

Image of Truvativ Firex 3.3 Team GXP 175 Crank Set (Blast Black, 44-32-22) (00.6115.322.000)
Truvativ Firex 3.3 Team GXP  44-32-22
現行モデルはこんなかっこよくなっちゃってる様です。

シマノのドライブトレーンとの組み合わせですが、特に不満なく使えています。
フルシマノだったり最新のダイナシスだったりすると夢のようにスパスパいくのでしょうか?
試してみたい気もします。

クロモリリジッドのオールドスクールですので、本格MTB方向を目指すにしろ、95系XTRか、75系XTフルコンポ化といったとこでしょうが。

組んだ当初は予算の都合と、ミクスドコンポに魅力を感じていたのか、こんな仕様ですが、これはこれで楽しい気がしています。

2013年6月7日金曜日

PARKPRE MTB スペック(2)フロントフォーク ROCKSHOX JUDY SL

弐号機のサスペンションフォークについてです。
PARKPRE Scepter comp のパーツ構成はコチラ(PARKPRE MTB (=Project"P"弐号機) パーツ(概要))。

前述のフレーム(PARKPRE MTB スペック(1)フレームについて)とセットで落札したものです。
ROCKSHOX JUDY SL
ROCK SHOXとJUDY SLというステッカーが張ってあるから、きっとそうなのでしょう。
検索してみましたが1995年前後の製品のようです。'95モデルとはステッカーの様子が違うように感じましたが、よく分かりません。くたびれました。誰か教えてください。

このステッカー、何年モデル?
サスペンションフォークやMTB自体に知識が欠如しているので単なる感覚でですが、「黄色が当時の雰囲気」と言っておきます。
カンチブレーキ用のアウターストッパーがお茶目です。

にょきっと上に伸びてるのがアウターストッパー
購入当時はよく動いてた様に思います。いまでも別段不足は感じていませんが、何となく、ほんとに何となく動きが渋いんじゃないかなwくらいのことは思います。

フォークについてはリジッド化を考えたり、黒系への塗装を考えたり、いっそ新品のサスフォーク入れてフロントブレーキだけディスク化かなとか、いろいろ思っていましたが、いろいろ調べていくうちに、なるべくまんまでオールドスクールめざそうかという気分になっています。今のところ。

そうなると、エストラマー交換をはじめリペアしたいとなってくるんですが、リペアパーツの入手がどうですかね。

実はサードパーティーのエストラマが海外通販できるとかいうブログを見たりしたもんだから、少し火がつきそうな気分ではあります。

そうしてみると90'sぽくてカッコイイかも?
〔 結論 〕
・・・は、でない。MTB自体いっぺんばらすか、このまま乗り続けるか決めかねています。