シリーズ:MTBルック車をほどよい乗り物にしていこう!その3回目
今回はカンチレバーブレーキを交換してみます。
現状
TESTACHというメーカーの
低グレードの物が付いています。
当時デザインと値段だけで選んだもの。
どうせどれつけても一緒だろうと思って。
これが全然効かない。
カンチは効かないはよく言う話だけれど
高校時代に乗ってたミヤタルマンツーリズムのカンチ(DIA COMPEの安いヤツ)は
もっと効いていた記憶があります。
思い出が美しすぎるのか
シューが劣化しているのか
は置いといて
お金で解決してみます(少額ですが)。
TESTACHのカンチレバー。評判は知りません。 |
シマノのアルタスという安いヤツを使ってみることにしました。
テスタッチを外します。
5mmアレンキーで取り付けボルトを外して
軍手でつかんで引っ張りますが
なかなか抜けない。
Shimano Altus BR-CT91 \1,869(前後) |
5mmアレンキーで取り付けボルトを外して
軍手でつかんで引っ張りますが
なかなか抜けない。
スプリング穴に入っているスプリングの先端を
ドライバーの柄で押して見ましたが
びくともせず。
ちっちゃい(2mm?)アレンキーのスプリング調整ねじをゆるめてみると
何故か抜けましたがたぶん関係ないと思います。
思い切りがいまいち不足していたのでしょう。
このタイプ(ブレーキワイヤーが片方のカンチワイヤーを兼ねる)
のチドリは
友人の自転車をいじったとき以来なので
説明書首っ引きです。
のチドリは
友人の自転車をいじったとき以来なので
説明書首っ引きです。
スプリング穴はとりあえず真ん中を使います。
ブレーキワイヤーを通します。
これがチドリ部分。
真すっぐいれて60°ひねると抜けないようになる。
よく考えられています。
このあたりから調整が含まれてくるので
説明書首っ引きになってきます。
3.の様にやってみます。
簡単です。
締め付けトルクがどんなもんか分かりませんが
ワイヤーつぶさない程度に。
今度は4.の通りに。
シューの当たり調節をします。
グリスをたっぷり。 |
前、左右取り付けたところ。 |
レバー部のタイコは入れる方が抜くより簡単 |
真すっぐいれて60°ひねると抜けないようになる。
よく考えられています。
通すときはまっすぐ。 |
使うときは60°カチッとひねって。 |
これでチドリ部の三角形ができるという仕組み。 |
説明書首っ引きになってきます。
シマノのマニュアル |
簡単です。
締め付けトルクがどんなもんか分かりませんが
ワイヤーつぶさない程度に。
マニュアルの3番通りにワイヤーをセット。 |
マニュアル |
このスプリング調整ねじを回して、 |
アウター受けの真下に、なってるか? |
「この時点でのクリアランスは不要」とのことで
シューの位置決めがすごくやりやすい。
さすが世界のシマノです。
左右できたら
チドリのワイヤーライナーから2~3mmワイヤーが見えるようにゆるめ
そこで本締め。
シューの位置決めがすごくやりやすい。
さすが世界のシマノです。
リムにシューをぴったりつけて調整します。 |
チドリのワイヤーライナーから2~3mmワイヤーが見えるようにゆるめ
そこで本締め。
どうやらこれと
レバーのニギニギ(ワイヤーのゆるみ取り)
でクリアランスがとれるようです。
レバーのニギニギ(ワイヤーのゆるみ取り)
でクリアランスがとれるようです。
よく考えられています。
マニュアルの「シューの方向を間違えないで」の図がさっぱり理解不能。
ネットでググってみても全然出てこない。
結局
前方に開く様な形にハの字を作るためにシューの左右を取り替えて見ました。
TESTACHよりほんの少しましになりましたが
やっぱり制動力は納得いくほどではありません。
前方に開く様な形にハの字を作るためにシューの左右を取り替えて見ました。
フロント。前が閉じた状態。この後左右交換。 |
リア。前が開いた状態。これのが良さそう? |
やっぱり制動力は納得いくほどではありません。
カンチの構造のせいか
フレーム剛性のせいか
製品自体の性能の限界か
機会があれば探っていきたいと思いますが
今日はこれで満足としときます。
フレーム剛性のせいか
製品自体の性能の限界か
機会があれば探っていきたいと思いますが
今日はこれで満足としときます。
〔 結論 〕
・シマノさん。マニュアル、何とかしてください。
・俺、間違ってる?誰か教えてくれ!