2013年6月3日月曜日

MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(2)作業篇

ハブ軸にワッシャをかますため
ホームセンターで購入。

ハブシャフトは9mmなので
9mm穴のワッシャを探すも見つからず。

おそらく一般的な規格ではないのでしょう。
そこで8mm(入るかもしんない)と10mmを4枚ずつ購入。

これだけしか買わないのは気が引けますが。
52円なり
やっぱり8mmは無理でした(当たり前)。
10mmは下の画像のように問題なさそうです。

1枚1mm厚なので片側2枚ずつで4mm広げてみます。
ワッシャー2枚でクリアランスをとる
今回は
ゆっくり養生しながらエンド幅を広げる
なんてのは無し。

いきなり力技で4mm拡張に挑戦です。

ワッシャーが固定されていないので
外れないように且つ力を入れてグッとひろげなきゃならないわで
かなり苦労しましたが
なんとかインサート。
力と技の風車が回る♪
入れてみた結果、ハブ軸がエンドの半ばくらいにはのってるようなので良しとします。
チェーンが擦れなくなりました。
クリアランスが取れて
トップが使えるようになりました。

この後マニュアル通りに
ディレイラーのHiとLoの振り幅を固定
2段目3段目を使っての調整をおこなって
変速に関する問題は無事解決。


快適に変速するようになりました。
めでたしめでたし。

結果としてリアエンド幅は130mm→134mmということに。

これでこのお話は一旦おしまいです。


見た目は同じでも前とは別人
〔 結論 〕
・思い切ってやってみるのも大事。
・おおざっぱでも自転車くらい何とでもなる。
・1段潰しの8速化の敗因がわからん。

・いずれハブ軸の交換なり、MTBのホイールに換装(PARKPREに新しいホイールを入れたらお下がりとか)なり、ワッシャの代わりに9mm×2mmナットをねじ込むなりして、着脱の簡便化をと考えています。

【 リアエンド拡張についてもっと詳しく知りたい方はコチラ 】


【 エンド拡張について参考にさせていただいたBlog 】


【シリーズ インデックス】

  1. MTBルック車(カスタム) すべてはここから始まった。
  2. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(1)理論篇
  3. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(2)作業篇
  4. MTBルック車カスタム(1)パーツ購入
  5. MTBルック車カスタム(2)ハンドルグリップ交換
  6. MTBルック車カスタム(3)カンチレバーブレーキの交換
  7. MTBルック車カスタム(4)サイドスタンドの取り付け
  8. MTBルック車カスタム(5)チェーンリング交換とチェーンガード取り付け
  9. MTBルック車カスタム(外伝)チェーンとチェーンガードの調整と課題
  10. カンチレバー Vブレーキ パッドの相性について

2013年6月2日日曜日

MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(1)理論篇

タイヤをシティースリックに履き替え
街乗り・嫁さん仕様に
復活した“白0号”です。
MTBルック車改 シティークルーザー
変速性能を改善するため
クイックシャフトをTRANZ-Xのスキュワーに交換しました。
純正のクイックシャフトを他社製スキュワーに換装

なぜクイックシャフトの交換が変速性能と関係するのか。

このフレームは
RDブラケットがリアエンドと別体でねじ留めするタイプです。
そして爪にかます金具がスプロケット側に少し張り出します。
RDブラケットはシャフトとねじで取り付けるタイプ
そのためチェーンがリアエンドにすれて
トップをつかうことができません。

そこでトップはスペーサーとみなし
2段目から9段目の8速で運用していました。
9速用シフターなので1段分空打ちはしますが
それ以外のところは問題なく変速するはずです。

ところが
微調整を繰り返しても
勝手に変速したり
チェーン鳴りが起こったりしました。

(初期の頃はしゃきしゃきとまではいかないものの
 気になる症状はなかったように記憶していますが
 最近はうまく調整することができていませんでした)
トップに入らないようディレーラー側で振り幅を制限
このフレームのリアエンド幅は130mm。
一般的なMTBサイズではなくロードサイズです。
そのためホイールはロード用のハブで組んであります。
参考までにフロントハブ。リアも4400TIAGRA。
思いついたのは
ハブシャフトにスペーサーを入れ
スプロケット ー エンド間を広げ
トップまで使えるようにするということです。

いまならまよわず安いMTBホイールを買ってきてリアエンド広げてポンですね。

とはいえPanaロードでのエンド幅拡張の経験あってこその発想。

9速のパーツをきちんと9速で使えば調整が決まるはず。

というわけで
TIAGRA純正クイックシャフトはオミット
135mm用のスキュワーが登場と相成るのでありました。

作業の具体はまた後日。

【シリーズ インデックス】

  1. MTBルック車(カスタム) すべてはここから始まった。
  2. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(1)理論篇
  3. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(2)作業篇
  4. MTBルック車カスタム(1)パーツ購入
  5. MTBルック車カスタム(2)ハンドルグリップ交換
  6. MTBルック車カスタム(3)カンチレバーブレーキの交換
  7. MTBルック車カスタム(4)サイドスタンドの取り付け
  8. MTBルック車カスタム(5)チェーンリング交換とチェーンガード取り付け
  9. MTBルック車カスタム(外伝)チェーンとチェーンガードの調整と課題
  10. カンチレバー Vブレーキ パッドの相性について

2013年6月1日土曜日

MTBルック車(カスタム) すべてはここから始まった。

2015/05/29のエントリ
PARKPRE MTB タイヤをブロックタイヤに換装」で

PARKPRE MTBに装着したブロックパターンタイヤ
TIOGA FACTORY XC 1.95Fですが

こいつがもともとどこに保管されていたかというと
unknown 白0号(仮称)
この自転車に装着されているのが紛れもないそれですね。

こいつを組んだのは多分2000年(平成12年)前後。

少年用MTBルック車のフレームを
剥離・塗装しパーツを調達して組み上げました。

思えばこれが自転車カスタマイズの始まりですね。
そもそもコレは嫁さん用に組んだバイクです。

この頃
再びPanaロードをいじったり乗ったりしはじめて

自転車でどっかいってみる?

なんてのが盛り上がっていたのだと思います。

これが今やってる自転車カスタムの原点なのですね。
(高校時代にもツーリング車やロードを弄ったりしてましたが・・・)

前シングルなんて明らかに今住んでるところ向けの仕様じゃありません。

ハンドル回りに汚れの様が顕著
上の写真ではきれいに見えるものの
ベランダ保管でしばらく乗っていなかったため
埃&錆だらけです。

タイヤもクモの巣張ってたりするので
とりあえず洗車してみました。
カーシャンプーの古いヤツだがまあいいでしょう
天日で乾燥中
ホイールもきれいになりました

さて
PARKPREの方はクイックシャフトではなく
五角形の特殊工具を使うスキュワーでホイールを固定していました。
スキュワーの頭が五角形(Tranz-X)
こんな工具が付属
これを元のクイックに戻しておくのは
白0号(仮称)についてちょっと考えがあってのこと。
Tranz-X全貌(あとシートピンもあります)

後輪は737XT/前輪は不明(system3)
と、思わせぶりを入れつつ
タイヤをチェンジしたわけです。
両者のホイール
PARKPLEはそもそものMTBらしく 、

PARKPRE MTB
ルック車はそもそもの街乗りらしい姿に
それぞれ戻っていきましたとさ。

unknown MTB look

【シリーズ インデックス】

  1. MTBルック車(カスタム) すべてはここから始まった。
  2. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(1)理論篇
  3. MTBルック車カスタム リアエンド拡張とリアディレーラーの調整(2)作業篇
  4. MTBルック車カスタム(1)パーツ購入
  5. MTBルック車カスタム(2)ハンドルグリップ交換
  6. MTBルック車カスタム(3)カンチレバーブレーキの交換
  7. MTBルック車カスタム(4)サイドスタンドの取り付け
  8. MTBルック車カスタム(5)チェーンリング交換とチェーンガード取り付け
  9. MTBルック車カスタム(外伝)チェーンとチェーンガードの調整と課題
  10. カンチレバー Vブレーキ パッドの相性について



2013年5月31日金曜日

PARKPRE MTB スペック(1)フレームについて

さて、そのPARKPREについて。

フレームはYAHOO AUCTION(現ヤフオク!)で落札したもの。
メーカー名すら知りませんでしたが、サイズと値段と雰囲気が良かったので。
フレームから組んでいきました。
丁寧に梱包されて届いたフレームは、使用感はあるものの、錆びもなく、渋い金色に輝いていました(いまでは見る影もないほどサビサビですが)。Ti PLATED FINISHというそうです。
Ti PLATED FINISH
ヘッドパーツ、フォーク、ステム、ハンドル、シートクランプ、シートピラー、サドルが込みでした。

当時は気楽な街乗りバイクを作ろうと考えていたので、サイズと値段さえ折り合えばあとは気にしてなかったのですが、MTBに戻すにあたりちょっとばかり出自なんかも気にしてみたいと思います。
このステッカー、ちょっとカッコイイと思っています。
ちょっと“PARKPRE”でググってみると。。。
英語のページばかりですが、結構でてますね。
アメリカ当たりではちょっと名の知れたバイクだったのかもしれません。

試しに「パークプリ」とググってみると。。。
日本語でも楽しそうなページが結構ありました。
レースにも使われてた結構有名なメーカーのようです。

イタリアンバイクとして公式のHPもありましたが、現在のPARKPREは当時のPARKPRAEとはどうやら別物のようです。

すでに廃業したメーカーさんのようで、公式HP的なものは発見できませんでした。

個人的に一番メインぽく思われるHPは“PARKPRE MOUNTAIN BIKERS”でしょうか。

なかなか似たようなバイクを発見できず、とりあえずこれでってことで、Scepter compに同定!
これからこのPARKPREはScepter compと表記されることになりました(超いいかげん)。
識者の方、是非ご指摘ください。
ほんとさびさびにしちゃった。
そのわりにチェーンはきれいだったりする。
身体測定の結果
トップチューブ:545mm(C-C)(ホリゾンタル換算560mm)
シートチューブ:415mm(C-T)
チェーンステイ:430mm(C-C)
でした。
フレーム重量は今度バラしたときに。
〔 結論 〕
・今の日本でほとんど耳にすることはないが、かつては結構メジャーなMTBだったと判断。
するとブランドを活かしたモディファイの方向性が見えてくる。てきとーな自塗りは避けるべきか?
・一方で、自塗りというのもしゃれた感じではある。
・サビの処置だけ行ってそのままという手も... ゆっくり楽しむとしよう。

2013年5月29日水曜日

PARKPRE MTB タイヤをブロックタイヤに換装

主力機はPanasonic ORM-1というクロモリロード。
気軽に街乗りできる自転車が欲しくて、自作したのがこのPARKPREでした。
つまりはこんな感じの位置関係

その後、ブロックパターンのタイヤを履かせて土手遊びなんかをしていましたが、結構楽しくて。
けれども、Panaロードカスタマイズにともなって再び街乗り仕様にしていました。
4月にクロスバイク(GIANT ESCAPE R3)を購入し、街乗り専用車ができたので、また山車にもどしたいなぁと思って、ストックになっていたTIOGA FACTORY XC 1.95F(昔友人のMTBをスリックに交換したときもらってきたヤツだけど、賞味期限は大丈夫?) を引っ張り出して取り替えてみました。

やっぱMTBはぶっといタイヤですよね。
いまからちょっと土手行って遊んできます。



2013年5月28日火曜日

GIANT ESCAPE R3 クロスバイクのポジションについて

R3での通算通勤距離も350kmを越えました。

サドルも少しずつあげていき
今のところほんの微妙に低いかな?
くらいのところまでポジションが出てきました。

ハンドルは前述(GIANT ESCAPE R3 ハンドル高の調整)のように
12mmさげていますがまだもうちょっと高い感じなので
サドル高がとりあえずの納得点まできたら
ちまちまやっていこうと思います。

で、今回の話の肝は、前傾具合なんですが。

R3はクロスバイクらしく乗車姿勢を立ててなるべく安楽な走行ができる
(走行が楽というのとは違う)ように設計されているようです。

その上半身のたち具合が現状ちょっと気になり始めました。

いわく
①上半身の力をペダリングに利用しづらい
②サドルに体重がかかる
③風の抵抗を受けやすい
のではないかな~、と。

なんか理屈をつけておりますが
要するにちょっと気持ち悪い感じがするということで。

クロスバイクはロードバイクにくらべ
前傾が弱まるようにトップチューブが短めに作られているのかなあ
と思いましたので
ちょっと並べて比較してみました。


見た目ロードの方が圧倒的にトップチューブが長く感じますが
サドルを合わせてハンドル部分の差を見てみる
シートピラーの位置を合わせてステムのボルト位置を見てみると
ほぼ同じでした。
おおざっぱな計測ですが
クロスはホリゾンタル換算で
大体両者とも520mmくらいでした。

ちなみにpanaのオーダーシートには522mm
GIANTのHPには
ESCAPE R3 2013モデル ホリゾンタル換算値545mm!
とありました。

つまりは
ステムの長さとハンドル形状
それにハンドルの高さが
乗った感じに影響を与えていたようです。
ハンドルの高さと遠さは全然違う
もう少し背中をのびのびして乗ろうと思うと
ハンドルの位置を下げたうえ
ステムの交換も必要なのでしょう。

しかしステムをのばすと設計上どうなのだろう。
ハンドルの切り味が変わるというし。

どのくらいまでが許容なのでしょう。

ちょっと調べてみましょうか。

〔 結論 〕
サイズ的に境目の人は
サドルとハンドルの位置がどこまで調整できるかを
しっかり確認してから購入すべきだと思います。


【関連記事】
GIANT ESCAPE R3 CONTENTS PAGE


wiggleで購入↓


amazonで購入↓


2013年5月27日月曜日

GIANT ESCAPE R3 僕がクロスで通勤する理由(わけ)

自転車通勤を始めて3週間くらいになりました。

動きの都合で車でも通勤しますので
実質10日くらいです。
マイ通勤車
そこで感じたことは
私の通勤条件ではロードバイクの方が楽だろうな
ということです。

通勤路の舗装状態は良く
更衣室でスーツに着替えることができます。
荷物も18リットルサイズのバックパック一つで収まっています。

走行性能で利点あるロードバイクを選択するに躊躇する点は何もありません。

ではなぜクロスバイクを使用するのか。

それは
ひとえに「姿勢の問題」です。
この地味な見た目が“吉”

「通勤時」にロードバイクをとばすという行為が
気持ち的にしっくりこないのです。
他人様の目が気になるというのではなく
純粋に自分自身の精神的な部分で。

ロードで通勤している方を否定するわけではありません。
むしろかっこいいなぁと思います。

でも
自分は「クロスの方がすっきりする」ということだけなのです。

たぶん
ロードバイクを使った場合

・ゆっくりは走れないな
・寄り道しにくいな
・(通勤で使い倒す)のはもったいないな

などというバイアスがかかるのが怖いのだと思います。
ずっと続けるはずの自転車通勤にビビリが入らないように。


そうしてみると
万一の雨のためといって付けた泥よけも
職場の駐輪場にはスタンドが必要というのも
実用面よりは心理的な要素といえます。

ママチャリやパパチャリも考えたのですが
やはり車での通勤時間とそこそこ変わらないようにしたいこと
趣味的なおたのしみの部分を残しておくことが継続には必要だと考え
クロスに落ち着いたわけです。

それに有名メーカーのママチャリの値段って
実はびっくりするほどなんですよね。


〔 結論 〕
購入価格36000円也のR3は
実用性はもちろん精神面でも私の自転車通勤を支えてくれる
ベストバイバイクです。


【関連記事】
GIANT ESCAPE R3 CONTENTS PAGE


wiggleで購入↓


amazonで購入↓