2014年2月4日火曜日

番外編:SONY VAIO type F light / VGN-FJ10B CPU換装(2)完成篇

VGN-FJ10Bの分解


前回
「SONY VAIO type F light / VGN-FJ10B CPU換装(1)CPU調達篇
からの続きです。

分解に際してはこちらを参考にさせてもらいました。
「週末はなにしよか」様

VGN-FJ10Bでは(他のは知らんが)CPUにキーボードをめくってアプローチします。

(1)裏側の、このボルトを外します。
   これが唯一キーボードを本体に固定しているもの。
   これがくっついているといつまで経っても外れません。
   あせって力業に走ったりすると取り返しが付きません。
最初気付かなかったんだよな

(2)キーボード上部の隙間の四角い出っ張り(4箇所あり)を爪楊枝で押します。
このとき若干キーボードを浮かせて引っ込んだままにさせておきます。
   




(3)キーボードのコード?を解除
   基盤に付いてる白い金具?の両端を持ち上げると接続が解除されて
   キーボードを本体から外せませす。

(4)キーボードを支える鉄板を除去。
   数本のボルトをはずすと簡単に外せます。

CPUのクーリングファンが見えました。


(5)スプリングで圧着するタイプのねじを緩め、CPUクーラーを外します。
   ケースから出すとき、少しケースに引っかかりりますが、斜めにしたりこじったりしながら
   なんとかはがします。


CPU(Celeron M)が見えました。

(6)マイナスドライバーでこのボルトを90度回転させると
   ホルダー?がずれてCPUが浮いてきます。


(7)そっと外して新しいCPUに載せ替えました。


(8)後は分解手順を逆に追えば、簡単に換装終了です。

(9)HDBENCHIにてベンチマークを計測。

Celeron M 360

Pentium755
(10)シロウトにも明らかにわかるほど、体感的にも速くなりました。


次はWindows7化かw?(笑)

2014年2月3日月曜日

番外編:SONY VAIO type F light / VGN-FJ10B CPU換装(1)CPU調達まで

もう一つの愛機

Panasonic ORM-1、GIANT ESCAPE R3、PARKPLE MTB、Kobo touch
などが私の愛機といえば愛機といえるのでしょうが、
もう一つ大事なものが。

このblogを書いているパソコンです。
SONY VAIO type F light / VGN-FJ10
写真右下、パソコンに張ってあるステッカーには

インテル          Celeron M 360(1.40 GHz)
メインメモリー  256MB
ハードディスク 約60GB

などなど10年前のスペックが(当時でも低いほうのスペックが)列挙されているわけですが、
今でも現役で、というかメインマシンとして活躍しています。

ネット接続とOffice仕事しかしないので必要にして十分なわけで、
故障もせずによく働いてくれています。

もちろん今時のネット環境やふくれあがるファイル容量に対応するために、
メモリやハードディスクは大きくしてあります。

メインメモリー  2GB
ハードディスク 320GB

心臓部に手をつける

Celelon M でもしっかりと仕事してくれているわけです。

「Windows7でも作動する余裕があります♪」
なんて言ってOS入れ替えたリカバリ品も売られているくらいですから。
                     ↓
クリックして拡大♪
なんですが、以前から気になってたんです。
どうやらCPUを載せ替えられるノートパソコンらしいってことが。

古いものなので情報の量も少ないですが、
それなりにCPU換装の実績も調べられたりして。

やってみました。

CPUの選択

を参考にしました。
(以下引用)
1・FSBが同一。
2・DTP(消費電力/発熱量)が同じか小さい。
3・ソケットが同一。
4・チップセットが対応。
(中略)
現実的には、次の3つ辺りでしょうか。
CPUキャッシュがセルロンの2倍あるため、体感的にも高速化します。
pentiumM735-1.7GHz / FSB:400MHz / DTP:21W / Socket:PPGA478 / BOX
pentiumM745-1.8GHz / FSB:400MHz / DTP:21W / Socket:PPGA478
pentiumM755-2.0GHz / FSB:400MHz / DTP:21W / Socket:PPGA478

ただし、動作周波数が高くなるほど、不動作の可能性が高まる。
・765は、信号特性がタイトなため、動作不良の可能性が高い。
・735はバルクは使えないので、実売の高価な「BOX」のみ。
(以上引用)

とのことですので、
一番高性能な「pentiumM755」をチョイス。

ヤフオクで1600円で入手(送料・決済手数料別)。
もう嵌っちゃってますが(笑)M755とは書いてないね。
長いので 続きは次回ってことで。

こんな値段なら、新しい(?)の買ってもよかったな。

2014年2月2日日曜日

番外編 :電子ブックリーダー kobo touch (2) 内蔵microSD換装 2G→32G ②作業篇

Koboは内部ストレージを交換できる

からの続きです。

批判も多い機械ですが愛用しています
衝動買いだったので、構造がどうだとかよく調べて買ったわけではありません。

KoboはストレージがmicroSDでしかも取り外しができる、つまり容易に容量アップが図れる
というのは、後に調べて分かったことでした。
(touch mini gloまではそのようです。auraではそうはなっていないとのことらしいです。)

内蔵microSDを換装する

新しいmicroSDを用意します。
せっかくならできるだけ大きいものをということで、32GBにすることにします。
急に思い立ったため、IS01(なにそれ?)に
ささっていたものをフォーマットかけて使うことにしました。

ここから作業ですが
こちらを参考にその通り行ったので、改めて書くことはありません。
 ↓
年収60万円のBlog術 様

ソフトのダウンロード含めて30分てとこです。

「設定」「デバイス情報」を確認すると

内臓ストレージ ○○○○/ 29485 MB 使用可能

とのこと。一気に容量アップできました。

〔注意事項〕
ただ、私の場合、
追記(2012/8/15)
パーティション拡張の際にerror code:11が出て拡張できない場合、分解を行う前に本体の初期化を行っておくことで回避できるそうです。
にはまってしまいましたので、初期化をお勧めします。

電子ブックリーダーはちょい読書に最適

同期後、自己Pub書籍も読書履歴が継続していて、問題は解決されました。
また、読書中にちょっと気になっていた外部SDの左手への当たりもなくなったため、
快適になりました。

Kobo Touchを使い始めて読書量は圧倒的に増加しました。
しっかり読むというよりはあき時間のちょい読書用にバッグに入れておくというのが
よいかもしれません。

上からTouch(まだ売ってるんですね)、Glo(暗いときに車で読むのによさそう。欲しい!)
Aura(画面が精細なのだそうな、内臓ストレージが交換できるといいですが)

2014年2月1日土曜日

番外編 :電子ブックリーダー kobo touch (2) 内蔵microSD換装 2G→32G ①いいわけ篇

番外編 :電子ブックリーダー kobo touch (1) 無料テキストを活用する」よりつづく

徐々に微妙な貢献

「電子書籍は買わない」なんて言ってましたが、アレはウソ(スンマセン)。

実は大量に買ってます、コミックを(笑)。

「JOJO」にはまってしまいまして…

気がつけば、第1部から第8部ジョジョリオンまで全巻約80冊がイン・ザ・Kobo。
内部メモリの2Gはすぐにいっぱい、とりあえず手持ちの8Gをスロットに挿して使ってました。

ね、便利でしょ。

参考までにおいときます。


新しく追加する本は自動的に外部メモリに流れていきます。
もちろん自分で.kepub.epub化したテキストも外部メモリ内のフォルダにいれときます。

ね、便利でしょ。


KoboTouch 外部メモリの落とし穴

と、便利に使っていたのですが気になる点が。
充電したり、同期したりした後、「ホーム」画面に表示される
「読書中」のリストがリセットされてしまうのです。

リセットされるのはどうやら外部メモリに入っている自己ePub化のもののようです。

これはいわゆる自己責任の範疇なのでクレームはつけられません。


内部メモリを増量

内部メモリに入っている自己ePub化書籍は読書履歴が継続されているので、
自己ePubものを全部内部に入れてしまえば問題はありません。

コミックを外部メモリに移し、自己Pubを内部メモリに移し替えれば以上終了です。
でも、今後いちいちそういう振り分けを手動でするのは面倒です。

また、外部メモリ(microSD)の出っ張り
(ほんとにちょっとです。取り外しの時押すことができるため程度ですが)
に触れてしまったとき、「外部メモリが取り外されました」(だったかな?)
みたいな表示がされ認識しなくなることがままありました。

で、内部メモリを増量することで問題解決することにしました。

(本当はただ改造してみたかっただけなのですが)


長くなるので作業篇は後日。

2014年1月28日火曜日

番外編 :電子ブックリーダー kobo touch (1) 無料テキストを活用する

電子書籍を使う理由(わけ)


のところでカミングアウトしましたが、

「わたし、Koboユーザーなんですっ!!!」

近年の電気製品の中でも特に評判最悪と思われるKobotouchを
(いや、なんも問題ないですよ。細かい?点を除けば...)。
私が好んで持ち歩いている理由は、
空き時間にすっと読書に入れること。
それだけ。

したがって読書習慣のない人にとっては外の世界の機械です。

なぜスマホやタブレットでなく、専用の電子ブックリーダーなのかというと

①「電子ペーパー」と呼ばれる画面(バックライトなし)で目が疲れない。
②電池の持ちが良い。WiFiを使わなければ一月くらい充電不要。
あとは、電話やメールやゲームなどという雑念が入ってこないことも
あげられるかもしれません。

Koboの魅力

で、なぜKindleやSONYでないのかというと
外部ストレージ(microSD)を挿入してメモリ容量を増やせるから。
それだけ。

それだけのために悪評を甘んじて受け入れているわけです。
(個人的にはどれも許容範囲内なんですけど。)

メモリ2GBでテキストベース1000冊入れば十分なんです。現実的には。
(コミック20~50冊相当というのは厳しいけれど)
でも、その時どんな本を読みたいかってのは、ほんと気分しだい。
今手持ちのそれを読まなくちゃ、ってのは気分じゃない。

だから、全ての電子ブックリーダーがうたい文句にしている
「本棚を持ち歩く」に加えて「図書館を持ち歩く」が実現できるところが
外部メモリを32GBまで増設できるKoboの魅力です。
(WiFiで都度ダウンロードっていうけどそれは面倒)


 ↑現在のKoboの主力機はフロントライト内蔵のKobo Gloに移行。
   私はTouchを夜間の車内で読むことが多いので、魅力を感じます。

私的Koboの使用法

でも、外部メモリ32GB拡張して1万5千冊入れられるにしても
そんなに電子書籍買える?ってことですよね。

買わないんだな。

実は新刊は全部図書館で借りてます。

KOBOに入っているのはいわゆる「名作」。

楽天Koboで青空文庫の取扱があるものはそこから「購入」(無料ですが)します。


取扱のない分は「青空文庫」からテキストを落として.kepub.epub変換
(いまこの手で吉川英治「宮本武蔵」全8巻を読んでいます)、
古典については「古典文学電子テキスト検索β」等から検索して
同様にテキスト→kepub.epub変換したものを
KoboTouchに放り込んでいきます。

.txtファイルをkepub.epubファイルに変換するソフトはこちら→AozoraEpub3

aozoraepub3で作った電子書籍「宮本武蔵」
だから外出先でちょっと読むのはいわゆる名作。
こうしておくと普段は読んどかなきゃ、
と思いつつほったらかしになってたアレが何となく読めているというわけです。

古典名作の全てをたった3000円
(今のkoboTouchの実売価格はこのくらいでしょ?)
で読めてしまう、
しかも気負って図書館まで行って借りなくても。

良い時代になりました。

※webやblogの記事のテキスト部分を暇な時に読むというのも、同様の方法でやっています。

外部メモリに落とし穴

というわけで多分一生読まない本も含め、機嫌良く持ち歩いていたのですが…

当然ここに落とし穴。

「番外編 :電子ブックリーダー kobo touch (2) 内蔵microSD換装 2G→32G」

へと続きます。

2014年1月27日月曜日

Panasonic クロモリロード ブレーキキャリパー換装 BR-7402 → BR-7700

旧キャリパーとお別れ

重い腰を上げて
去年11月に手に入れたBR-7700を取り付けます。

Panasonic クロモリロード Dura-Ace キャリパーブレーキ BR-7700

今付いているシングルピボットキャリパー、BR-7402。
素敵です。
Shimano BR-7402 Front
Shimano BR-7402 rear
惜しみつつ、取り外します。

新キャリパー下ごしらえ

で、件(くだん)のBR-7700。

Shimano BR-7700
 シューは残量こそあれ、偏摩耗と表面の硬化が気になるので、交換します。
元々のシュー
既に購入しておいた、R55C3に交換します。

R55C3(税・送料込み654円でした)
 シューホルダーの固定ねじ(六角ボルト)を抜き取るとレールに沿って外れる、
とのことですが結構力がいりました。
はじめはまだ別に固定している何かがあるんじゃないかと思ったくらい。

場所によってはすんなり外れたり、新品を嵌めるときにも同様だったので、
個体差もあると言うことでしょう。

ゴム部品はやはり新しい方が気持ちいい
フロントの取り付け

今回は元々のワイヤーをそのまま使います。

私は左で前を引きます。
BR-7700はアウターカップが左レバー方向に向いてセットされていたので、アウターを5センチほど詰めました。

アウターの流れ
インナーがずいぶん余ってしまいましたが、追々処理すると言うことで今日はこのまま。

リアの取り付け

リアに取りかかるときに、前ダブル・後ろシングルのミックス仕様がアタマをよぎり、
シュー交換だけにしようかなw などと5分ほど逡巡しましたが
(ダブルピボットってやっぱりシンプルじゃない気がするんですよね)、
BR-7700のポテンシャルを知るという崇高な使命のため(笑)、
予定通り交換することにしました。
ワイヤーが調整ボルトにやや通りにくかった
リアは、アウターもインナーも同じ長さでいけました。

新ブレーキの感触

ダブルピボットのキャリパーは調整が、超簡単ですね。
全てのあわせが一撃で決まります。

みんなこんな楽してたんだw と思うと、なんか涙出てきました(笑)

調整しやすいっす
BL-7402との組み合わせですが、引きが軽い&引きゴコチがとってもなめらかになりました。
ケーブルセット替えてないので、製品自体の性能向上なのでしょう。

押して移動させる際、ちょっとレバーを握ってみたら、ぎゅっとロックしていたので、
ストッピングパワー不足の不安は解消されているはず。

シートステイ幅に収まってます
キャリパー自体が小振りに作られているので、心配したゴチャ感はなく、
特にリアはキャリパーがフレーム幅内に収まったことで
かえってシンプルになった気がします。

性能も見た目もちょっとアップトゥデイトしました!?

今日はこのまま暮れてしまいましたので、シェイクダウンは後日。

2014年1月14日火曜日

Panasonicクロモリロード STI導入 ST-6500 入手篇

STIレバーってカッコ悪くね?

STI化になんのメリットも感じていないわけです。正直言って。

レースしない私にとって、ちっとの軽量化や変速スピードの向上なんか、
確実さと安定感(メンテのしやすさとか、扱いがシビアじゃないこよとか)に比べたら、
たいして魅力は感じません。

それ以外に求めるものを強いて言うなら
美しさかな。かっこよさ。

するとオールドカンパになっちゃうんだけど、
そこまで行くと臭みがでてくるし。
第一、安定感と確実さがスポイルされる。

そんなこんな含んで今の仕様なんですが...(もちろん完成形ではありません)
そこんとこのキモにBL-7402やSL-7700があったりするわけです。

BL-7402の記事
SL-7700の記事

ヤフオクの甘い罠

なのに、オークションで落札してしましました。

以前9速STIを調べていたころがあり、
どのグレードも結構な価格が付いていたのを覚えていました。

今回も今後の参考価格をウォッチリストに残す程度のつもりで
少額入札してほっといたらそのまま...

STI化してみよっか?

というわけで、時代に20年ほど遅れ(笑)、
試しにSTI化してみることにします。

届いた商品はこちら。





程度は悪くないようです。
カッコは...悪いな。

ST-6500がってことではなく、STIレバー全般なんですが。

ですが内心、その機能性で私の観念をぶち破ってくれることを期待しています。
あんまりたいしたことないモンだったらまたWレバーにしちゃうもんね。

というわけで、作業をしていくことにします。

ST-6500 ブラケットカバー代替品の情報