2018年10月19日金曜日

中古フレームと手持ちパーツでロードバイクを組む #4 試乗篇(最終回)


いただいた7年落ちのフレーム
いや
モデルイヤーということで言えば
ひょっとして8年落ちのフレームと
パーツボックスからかき集めた手持ちパーツで
(一部他のバイクからの一時拝借)
一代組んでみました。

以下試乗レビュー。

【フレーム・ホイール】

手持ちパーツでというコンセプトからすると
ホイールはWH-RS21がデフォなのですが

往年のハイエンドレンジフレームなので
CANYONのキシプロを剥がして履かせてみました。

タイヤはミシュランPRO3(海外通販サイトで安く出てるヤツですね)の23c。

意外なことにフレームがしなやかで
タイヤが路面をしっかりとらえつつ体に跳ね返ってこない感じがします。
(CANYON比・体感)
元々の性質か古くてヤレてるからかはまったくもって不明ですが。



【ドライブトレーン・変速等】
やや不安だったドライブトレーンもまったく問題ありませんでした。

不安に感じていた点は3つ。
1 クランク軸長110mmでのチェーンライン
2 アウター48TとFDー6600の適合
3 ST-6500と66系ディレイラーの適合

結果的に変速調整はスムースにできましたし
試乗でも比較的(自然、体感は68系との比較に)軽く変速出来ました。

意外だったのは
FD-6600はたすき掛けは10速チェーンでも当たる
というようなことを耳にしていたのですが
ややフレのあるアウター(クランクアームの精度の問題か)でも
気になる擦過音がしなかったこと。
慎重に作業はしたつもりですが。

【ブレーキ】
CANYONでのキシプロ+BR-6800+エグザリットシュー+ST-6800より
明らかに効きがいい。
記憶の限り65レバーと77キャリパーはA互換のはず。
68系より77系キャリパーの方が性能が上ということもなさそうですが。

多分シューのペーパー掛けが理由でしょう。
CANYにもどすときもキレイキレイしておきましょう。


【課題】
1 ブラケットカバーのこと

ST-6500のブラケットカバーなんてとうに流通してませんから
走行中に頂上のキャップ部分が外れて飛んでいきました。
左右とも。

ゴムの補修材で埋めたとはいえ
接合面は小さく接着も十分でなかったようです。

グリップ部分だけでは
変速する度にグニャグニャと回るので
グリップ部分だけ使うというのも無理そうです。


2 ST-6500のこと

変速調整については上記の通り全く問題ありませんが
レバーが固い。

巻き取り側(ロー方向)は普通に変速出来るのですが
トップ側に落とすときのリリースが
むちゃくちゃ固い。
それは中指折れそうなくらい。

カラ打ちをクリアしていい気になっていましたが
ラチェットのリリースにこんなに力が掛かると言うことは
潤滑に問題が出てきたと言うことでしょうか。
機械的なトラブルでなければいいんですが。

ちなみにフロント側(左レバー)もほぼ同様。
変速はしてくれるんですけどね。

というわけでTCRの味見は終了です。


【関連記事】
  ★GIANT TCR ADVANCED CONTENTS PAGE








0 件のコメント:

コメントを投稿