2020年1月27日月曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第11回 スターファングルナットの圧入 前編


専用工具を使わないスターファングルナットの圧入「引き下げ法」の実践。
今回はその実験・検証です。

「引き下げ法」は
スタファンに通したボルトを反対側で回すことによって
ネジの回転でスタファンをパイプに入れていくという方法。

この方法にも少し心配を感じてはいるが
ダメだったらすっぱりアンカーナットに切り替えるということで
とりあえず実験してみる。

心配な点
①斜めに入ったとき修正が利くのか
②途中で動かなくなったときどうするのか
 (ここで専用工具購入は落胆が大きそう)
③フォークのコラム底の穴の部分は多分アルミだろうが
 もしカーボンだった場合圧力に耐えられるのか。
 そもそもアルミだったら大丈夫と言えるのか。

③は踏ん切りを付けるかどうかだけの問題なので棚上げにして
とりあえず道具をそろえる。

・寸切ボルト6×285 65円(税抜)
・ワッシャ25mm 24円
・ワッシャ30mm 16円
・ナット6M 3円
・コンビネーションギアレンチ10mm 505円


上記の心配を解消するためと
もう一つの方策のために
先日カットしたコラムにスタファンを圧入してみる。


実際にフォークで行うときは25mmのワッシャを使うのだが
パイプの径が31.8のためここでは30mmのものを使用。


この羽根の部分がパイプに圧入されていくときにパイプ幅まで絞られながら
それでも強い反力でパイプに押しつけられるので
アルミ材が削られながら入っていくことになる。

こんな感じなので
途中ワッシャがナットを中心にへこんでしまった。
そのくらいの圧力。
25mmのワッシャも重ねて続行。


最終的に降りてきたところ。
コラムの端材90mm分を下げたので結構な時間が掛かったが
実際は5mm~10mmなのでそれほど手間ではないだろう。
上はスタファンが、下はワッシャの中心をそろえたので
自然とまっすぐ挿入できた。

本番は別のスタファンを使うのかって?

このパイプをガイドにするためにここまで打ち込んだのだ。



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