2014年3月13日木曜日

Panasonic クロモリロード STI化顛末記 または ST-6500取り付け(最終回)試乗記

ちらり走ってきました

STI化が完了したので試乗しました。
こんな感じになっちまいました
リリースレバーがまだ堅いかな?
という感じですが、確実に変速してます。

ST-6500のニュアンス

変速系はそのニュアンスについて
デュラはコクンだとか、105はガチャンだとか
いろいろ言われますが

STI化して感じたことは
フロントは機械的に
リアはぬるんと
変速するようになった

ということでしょうか。
こんなお山を眺めながらのんびり走るのが好き
フロントはWレバーではフリクションだったのが
インデックス化されたので当然決まった位置に移動するようになります。
トリム機構も段階的に。

リアはそもそもインデックスだったので
機構的な変化は無いので
単純にWレバーとSTIの差。
またはデュラグレードとアルテグラグレードの差でしょう。
(年代とか劣化の差もありますわな)

特にリアは「変速した」感が薄くなりました。
考えてみるとWレバー(SL-7700)では
変速時、インデックスのラチェットが
カキンという音と感触で
フレームに共振していましたから
そりゃぁ、変速した感は強かったです。

STIはショック少なめに設計されているようです。

STIのメリット・デメリット

メリット

変速時にポジションが動かないことが大きい。
レース派に必須なのは分かります。

私のようなポタ派でも
登り、速い下りなんかでは重宝します。
気楽ですね。

お正月Ver.から結構変わりました。
デメリット

ブラケットポジションが遠くなったような(ブラケット位置はほぼ同じです)。
手のひらが疲れます。
本来はブラケットポジションが取りやすい設計のはずですから
セッティングの問題でしょう。
ステムを短くした方がいいような気がします。
リア側で
メインレバーがシフトダウン(ロー側に引っ張り上げる)
リリースレバーがアップ(トップ側に解放)というのに
感覚的に慣れません。
まさに慣れの問題ですが。

ブレーキタッチが甘い。
キャリパーをBR-7700にして効きが圧倒的に改善したのに
レバーの引きがかっちりしなくなってちょっとガッカリ。
レバーが横にも動くためしょうがないんですが。
また大振りなレバーの感触も個人的には×。

デザイン。シンプルでなくなったね。

STI化してみて。

なんかデメリットの方を多く感じているなぁ。

もちろんこの状態でセッティングを詰めて乗り込んでいきますが
さてパナモリの方向性はどうなることやら。

見る方向で印象変わるね。
STI化してみて
自分の乗り方や
自転車に対する姿勢なんかを
改めて考えさせられます。
競技しないのにSTIなんかほんとに必要なのか
なんてね。

いや、オミットする方向って訳じゃないんですよ。

これからじっくり検証していきます。

2014年3月12日水曜日

Panasonic クロモリロード STI化顛末記 または ST-6500取り付け(3)

変速しないSTI


一度インナーワイヤーをRDから外し、
レバーを入れてみます。
クリック感は、あります。
コッコッと入っていく感じ。

リリースレバーを何度も入れてみます。
こちらも巻き取りが解放されている感、あり。

完全に解放されているのを確認して(信じ込んで)
再びワイヤーを固定します。

変速しちゃったSTI

も一度クランクをまわしーの
巻き取りレバーを入れーの

すると、

未調整故の段とばしはあるものの
トップからローへ変速していきました。
さくっと変速でき、どっかへ走りいった後の画像
グリスの固着だったかな?

そうかっ

パナモリを庭に出して
パーツクリーナー攻撃!

がこがこ変速してたのが
こくこくいくようになりました。

あとは変速調整して、
グリスの固着を吹き飛ばしたレバー部分には
スプレーグリス?テフロン系ケミ?
とりあえず賛否はありましょうが556いっときます。

あとは試乗だ。試乗。

疑ってごめんね。

出品者様。やっぱりあなたは
「非常によい」

2014年3月11日火曜日

Panasonic クロモリロード STI化顛末記 または ST-6500取り付け(2)

いよいよシフト関係だ

躊躇無くWレバーを外します。

Wレバーの後にワイヤーストッパーを取り付けます。

アウターストッパー

レバーからワイヤストッパーまではアウターワイヤーを通ります。
軽く重なる程度の長さを取ってアウターキャップを被せときます。
アウターキャップがしばらく見つからず
ひととき暗い気持ちだったことは、ひみつ。
作業自体は短時間。パーツを探すのがね。
インナーワイヤーを張ります。
常識ですが一度固定した後、


ぐいぐい引っ張って初期伸びを殺しましょうね。

作業中写真なし。スマソ。

形にするまではあっという間。


さて、どんな感じでしょうか。

フロント
あっ、ちゃんと変速してますね。
ちょっと押すと、少しだけ動くのがトリム機構というヤツなのかな?

リア

...

4段しか上がらない(・・;)

リリースは...なんとかトップまで落ちるな。

巻き上げは...4段しか上がらない( ̄Д ̄;;

リリースは...あれっ、巻き上げレバーが一緒についてくる?Σ( ̄ロ ̄lll)

やられたか?やられたのか?
安物買いの銭失いか?
確認もせず「非常によい」の評価は早計だったか?
いやいやこいつがね。
この顛末はどうなるの?
ショックと疑念にまみれつつ次回へ。

2014年3月10日月曜日

Panasonic クロモリロード STI化顛末記 または ST-6500取り付け(1)

(ようやく)やっちゃうよSTI化

日々の明け暮れに奔走してましたが、
ついに件のST-6500の装着に
踏み切りました。
まずは元のハンドル回り
レバー換装

バーテープをとって
ブレーキレバーBL-7402を外します。

STIレバーST-6500をつけるとこんな感じ。
片方だけ替えて比較してみる

ちょちょいと取り替えて
そこらにあった棒で平行を確認します。

バーテープを巻く

ブレーキワイヤーをセットして
バーテープを巻きます。

今回ディズナのスクラッチ ノーテープというのを使いました。
これ、いい。

なにがいいかというと
① 全部入り(バーテープ、クランプ隠しの短く切ってあるヤツ、バーエンドキャップ、ブレーキアウター留めテープ 、端留めテープ)
②ブレーキアウター留めテープと端留めテープの出来が秀逸。
③薄い
④伸びがよくてほんとにきっちり巻ける。バーエンドキャップのおさまりも気持ちいい。
⑤スエードのような肌触り。
⑥安い。

というわけで簡単に素早く(準備から施工までトータルで)巻けます。
端留めテープの伸びがいい。きれいに巻けます。

薄さと伸び故か、バーエンドキャップのおさまりが気持ちいい。

スエードのような肌触り


また、白かよ。
 
芸がありません(笑)

シフト関係は次回。

2014年2月28日金曜日

Panasonic クロモリロード STI化もまだなのに

その先のこと考えちゃってます

やっぱり今一番の悩みどこは
ローギヤ時のプーリーケージのスポーク当たり
でしょうか。



スポークテンション上げてみる?

乗らずにホイールを回しているだけの状態では擦らないのだから
ホイールがたわんでるっていうこと?

振れ取り台とテンションメーター試してみたいなぁ。
minoura FT-1

でも、どんなホイールだって多少のたわみは絶対あるはず。

じゃ

RDを替えてみる?

RD1051は6/7速用なのでプーリーケージが厚いとかか?
9速/10速用に変更したら改善は見られるかも?

RD-6600を試してみたいなぁ。
(銀色のヤツね)
RD-6600
すると

FDも交換?

FDもそろえたくなるってのが人情。

FD-6600これも銀? FD-7700のがカッコイイ気が…
手持ちのFD-7410はデッドストックで降ろしたくないし…
FD-6600
ところで66のFDはプレート幅が小さいって聞いた気がする。

フロントのチェーンリングが振れてて
FD-1051でギリ擦らない状態なんだよな。

そうなると

チェーンリングも交換?

すでにFC-M952用の5アームチェーンリングの入手は絶望的。
suginoのPE110(黒)でイメチェンか?

sugino pe-110 48T
ところで66系って10速だよな。

そこで

10速化してみる?

9速フリーボディーに10速スプロケットは
確かロー側にスペーサーを入れたはず。

shimano cs-6600 14T-25T

スプロケットがトップ側に寄ればクリアランスがとれるのは自明。
これでめでたくミッションコンプリートかっ!

しかしこれには10速用STIレバーが必要なのでは?
チェーンも。

ST-6700 SLRの規格が合いませんね。BR-7700とじゃ。

さらに

ハンドル回りスレッドレス化も?

STIのシステムって
トラディショナルな丸ハンが似合わないですよ。

かといってcinelli R1には今時のバーの曲がりは入れらんないし。
1AはDixna J-fit 入ったには入ったけど
しっかりとまんなくて走行中に角度変わってたし。

やっぱりスレッドレスステムがしっかり固定できて便利か?
バーに合わせてDixnaの安いヤツでも。

なんだけど

フォーク交換が必要(い)る!

スレッドレスステムはスレッドフォークにつかんじゃないか。
なんちゃってコンバータを入れるって手ももちろんあるけど
センスが許さない(笑)

以前考えてたOBS-R101とTANGE松コースの組み合わせ
いってみますか!

OBS-R101  コラムまでカーボンだ!

でもそれって最低3万円コースですよ

なら

フレーム交換だってできるじゃないか!

TNI 7005mkⅡなら2万6000円
いまでもその値段で売っているかい?いるのかい?
フォークどころかそっくりフレーム交換できちゃいますね。
TNi 7005MKⅡ スピングさんならいまだに26千円のようです。
さぁ、どうしよ

って

早くSTI化の作業しろよ!速く!!

2014年2月24日月曜日

GIANT ESCAPE R3 スポークマグネット再び

百均パテでやってみることに

サイコンのスポークマグネットが取れちまいやがりました。
で、今度はパテ関係でやってみようと。
そして面倒になって100均でいいや、ってとこまでは↓
GIANT ESCAPE R3 スポークマグネット パテについて考える

ちなみにスポークマグネットの話は↓
Panasonic ロード GARMIN EDGE305 スポークマグネット自作編
GIANT ESCAPE R3 GAMIN EDGE 305 ケイデンスセンサーを取り付ける

買ってきました。
ダイソー エポキシパテ
必要量切り出して、練って、形成して
一分以内に作業完了せよ
とのオーダー。

なので、先に下処理をしときます。

今年の私的流行語大賞「無水エタノール」で
スポークと、取れちまいやがりくさった100均ネオジムマグネット2個を
ふきふき。


無水エタノールP 500ml【HTRC3】

ネオジム磁石(直径6mmだったか?)
では、いよいよ。
なんだか回りの白いのと、内側のうぐいす色のを
こねこね、まぜまぜするようで。

端の部分は既に硬化してたりするので切り取って
やわらかな部分から白・うぐいす半々で切り出します。

今回はほんのちっとでいいので。

これでも大部分余ります
これを磁石に塗りつけてスポークをサンドイッチ
というのはご想像の通り。

予想していた問題は
磁力でどちらか片側がくっついて斜めになってしまうこと。

洗濯ばさみや小型クランプで留めようかと思いましたが
カッターの刃先で形成しつつバランスを取っていたら
真ん中で収まってくれているようです。

硬化60分、完全硬化24時間という所らしいので
この状態のまま外出し
帰宅したら、ちゃんとできてました。
帰宅したら固まってた
耐久性は今後の検証で。
この方法は手軽です。


【関連記事】
GIANT ESCAPE R3 CONTENTS PAGE


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2014年2月23日日曜日

Panasonicクロモリロード ペダル換装 PD-M520 → PD-A600

荷物が届いたよ

Panasonicクロモリロード STI導入 ST-6500(5)パーツ発注篇で書いた
某通販店に発注した品物が届きました。

STI化を完了させるための小物がメインですが
送料無料&壱万円自転車生活をコンプリートするため(笑)
こいつも一緒に買っときました。
 SHIMANO PD-A600 

ペダル換装

時間があまりないので、STI化は今後のお楽しみとして
とりあえずペダルの換装をしてみます。
SHIMANO PD-M520
もと付いていたヤツはPD-M520
「M」だからMTBライン、故に両面SPDです。

M515ほどではありませんが
上り坂などトルクのかかる所ではシューズ(クリート?)から鳴きがでて
気になっていました。

やはり踏み面が小さいからでしょうか。
R3でもM515から踏み面の大きいM530に換装したところ
まったく鳴かなくなりました。

しかし、型番も大きく、部品点数の多そうなM530の方がM520より安いって…
M530はやっぱりお買い得ペダルなんですね。



ホーザンのペダルレンチは最強です。
おすすめ。

ホーザン(HOZAN) ペダルレンチ C-200





外したM520とA600を持ってみると
A600の軽さが実感できます。
ほんとは一つずつ両手に持って比べました
M520=380g(ペア) : A600=286g(ぺア)
100g程度軽いですね。

ロードバイクの世界では相当なもんですよ、これは。
(ちなみにM530は455g、安さの秘密はこれかぁ)

グリスはおなじみデュラグリス。
最近は名称が変わっているそうですね。

ネジ部分にたっぷり塗って取り付けます。

シマノ プレミアムグリス(デュラエースグリース )

A600はヘキサゴンレンチで軸裏を回して締めるタイプ。
愛用のホーザンは使えません。
その点、メンテがちょい不安ですが
シマノの高い(軽い)ペダルは皆このタイプなので。

アルミの質感がいいですね
雰囲気がずいぶん変わりました。
デザインはやっぱりM520のが好きです。
けど、軽いってだけで満足。自己満足。
十二分に満たされました。

これがデフォルト位置

ほっとくとこの位置までケツが下がってくるのがちょいと気になりますが…
この方が拾いやすかったりするの?

検証は後日に。