2020年1月29日水曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第13回 フォーク・ヘッドセット・ステムの本組付とフレーム保護シート貼付


フォークにスタファンを圧入したので
トップキャップを締め込むことができるようになりました。
フォークが固定されヘッド回りの作業は完了です。

Zefal(ゼファール) SKIN ARMOR L
ダウンチューブ裏に
保護シートを貼りました。

残りの部分は
ケーブルをセットするときに使います。

こんなに入ってるけどとうてい全部は使いません。

ちなみに
ケーブルがあたる部分の保護フィルムはフレームにも付属してきました。

今回の支出:Zefal(ゼファール) SKIN ARMOR L  2,325円
ここまでの経費:75,328円




【関連記事】
 ★ロードバイク FELT ZWA "バラ完"



↓wiggleでの購入はコチラ

↓amazonでの購入はコチラ

2020年1月28日火曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第12回 スターファングルナットの圧入 後編


専用工具を使わないスターファングルナットの圧入「引き下げ法」の実践。

実験がうまくいったので
実際にフォークに圧入します。


今スタファンはカットしたコラムの中。


こいつをこのように接続することで
斜めに入ってしまうことを回避しようとしています。
カットしたコラムの中にはすでにまっすぐ入っているので
そのまま引けば斜めになることはないだろうという考え。

下からは
寸切ボルトを入れ
ワッシャで固定
ナットを回すわけですが
このフォークはマタの部分が
オープンではなくラウンド形状になっていて
ワッシャを密着させることが難しい
かといって穴がふさがる程度の小さなワッシャでは
1点に応力が掛かってしまいそうなので
竹とコルクでワッシャの乗る台をこしらえました。

コンビネーションレンチをもっているので
ギアレンチを買うのはもったいないと思ったのですが
作業効率を考えると500円程度は安い出費でした。
いちいち外すこと無くコキコキできるので圧倒的に楽。


 思惑通りフォークコラム側へ移っていきました。


トップから11mmのところまで入れました。
フォークへダメージを与えることも無かったようです。


使った道具を再掲。

今回の支出:合計674円(ワッシャ2枚、ナット1個、寸切ボルト1本、ギアレンチ1本)
ここまでの経費:73,003円


【関連記事】
 ★ロードバイク FELT ZWA "バラ完"



↓wiggleでの購入はコチラ

↓amazonでの購入はコチラ

2020年1月27日月曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第11回 スターファングルナットの圧入 前編


専用工具を使わないスターファングルナットの圧入「引き下げ法」の実践。
今回はその実験・検証です。

「引き下げ法」は
スタファンに通したボルトを反対側で回すことによって
ネジの回転でスタファンをパイプに入れていくという方法。

この方法にも少し心配を感じてはいるが
ダメだったらすっぱりアンカーナットに切り替えるということで
とりあえず実験してみる。

心配な点
①斜めに入ったとき修正が利くのか
②途中で動かなくなったときどうするのか
 (ここで専用工具購入は落胆が大きそう)
③フォークのコラム底の穴の部分は多分アルミだろうが
 もしカーボンだった場合圧力に耐えられるのか。
 そもそもアルミだったら大丈夫と言えるのか。

③は踏ん切りを付けるかどうかだけの問題なので棚上げにして
とりあえず道具をそろえる。

・寸切ボルト6×285 65円(税抜)
・ワッシャ25mm 24円
・ワッシャ30mm 16円
・ナット6M 3円
・コンビネーションギアレンチ10mm 505円


上記の心配を解消するためと
もう一つの方策のために
先日カットしたコラムにスタファンを圧入してみる。


実際にフォークで行うときは25mmのワッシャを使うのだが
パイプの径が31.8のためここでは30mmのものを使用。


この羽根の部分がパイプに圧入されていくときにパイプ幅まで絞られながら
それでも強い反力でパイプに押しつけられるので
アルミ材が削られながら入っていくことになる。

こんな感じなので
途中ワッシャがナットを中心にへこんでしまった。
そのくらいの圧力。
25mmのワッシャも重ねて続行。


最終的に降りてきたところ。
コラムの端材90mm分を下げたので結構な時間が掛かったが
実際は5mm~10mmなのでそれほど手間ではないだろう。
上はスタファンが、下はワッシャの中心をそろえたので
自然とまっすぐ挿入できた。

本番は別のスタファンを使うのかって?

このパイプをガイドにするためにここまで打ち込んだのだ。



【関連記事】
 ★ロードバイク FELT ZWA "バラ完"



↓wiggleでの購入はコチラ

↓amazonでの購入はコチラ

2020年1月26日日曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第10回 スターファングルナットかアンカープラグか

プロ(PRO) ギャップキャップ エクスパンダー カーボン ロング PRHS0072
スレッドレスフォークの場合
ヘッドパーツの玉当たりは
トップキャップのボルトでフォークを引き上げ
トップキャップでステム・スペーサー・ヘッドカバーを押しつけることによって
調整します。

フォークを単体で購入した(完成車じゃない)場合
フォークを引き上げるための「ナット」は
フォークコラムに入れられていません。

その「ナット」には
スターファングルナットと
アンカープラグ(アンカーナット・コラムプラグ・ギャップエキスパンダーとも)の
2種類があります。
このエントリ冒頭の写真がアンカーナットです。

アンカーナットの利点は
①挿入後ネジで広げていって圧着させるためコラムの素材にやさしい
②コラム内に金属の構造物が入るので補強になる(ステムの締め付けの)
③挿入位置の変更が比較的容易で再利用もできる
弱点は
①スタファンに比べ重い(10g:30gくらい?)
②ものによっては固定力が弱いものがある(異音がでる、固定できない)
③値段が高い

ヤフオクなどで10gを切るのや1000円前後の安いものもあるようですが。

スタファンの利点と弱点はアンカーナットの正反対。
特に挿入についてはハンマーなどで「打ち込む」という乱暴な作業です。
打ち込む際コラム内部の素材が削れます。

というわけで
フォークコラムがカーボンであればアンカー1択。
(コラム内にスタファンを打ち込んだアルミパイプを接着するという方法をとるメーカーもあります)

FELT ZWAはアルミコラムのカーボンフォーク。
スタファンが付属です。

なので、まず付属のスタファンを使う方向で考えました。

スタファンをたたき込むには専用工具とハンマーが必要です。
ハンマーは手持ちのものを使うとして
専用工具は一番安いもので1500円くらい。
安いアンカーナットが買えてしまいます。

この工具を使っての作業はフォークを手持ちで行うようなのですが
フォークを地面に付けてでないと入っていかないような状況が生まれる懸念が
どうしても頭を離れませんでした。
コラムはアルミとはいえカーボンフォークに強い衝撃を加えることはしたありません。

というわけで一時はアンカープラグを購入する方向に傾いていたのですが

「引き下げ法」を知り
せっかくアルミコラムなのだから
その利点を活かす方向で組んでみたくなり

結局付属のスタファンを入れて見ることにしました。



【関連記事】
 ★ロードバイク FELT ZWA "バラ完"



↓wiggleでの購入はコチラ

↓amazonでの購入はコチラ

2020年1月25日土曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第9回 フォークコラムカット


フォークコラムは長めに残すにしても
こんなに長くては仮組もできません。

なぜならコラムスペーサーが足りないから。
(コラムスペーサーが十分あっても危険なのでやめましょう)

というわけで
ステムハイト40mm
ステム下スペーサー10mm
ステム上スペーサー5mm
を残してカットします。

上図の2本のけがきがステム上端とステム上スペーサー上端。
この真ん中当たりをパイプカッターで切断します。




どこにでも売っているこの機械で挟み込み
ぐるぐる回しながら切るという寸法。
これはカーボンコラムには使えない技なので
アルミコラムをチョイスした理由でもあります。

歯の甘くなったパイプカッターより
木工鋸でカーボンパイプ切る方が楽だったかも知んない。

とはいえ5分くらいで切断。


歯が甘くなっていたので
切断面もきれいではありませんでした。

そしてパイプカッターで切ると
切断面がなぜか膨らんでしまうので

トップカバーやステムが引っかからないように
やすっておきます。



スタファンかプレッシャープラグか決めかねているためここまで。



【関連記事】
 ★ロードバイク FELT ZWA "バラ完"



↓wiggleでの購入はコチラ

↓amazonでの購入はコチラ

2020年1月18日土曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第8回 ステム仮組付


TNI Helium17を取り付ける。

このステム80mmで86gと驚異的な軽さで
税別4200円。
軽量化を図りたい貧乏人にはうれしいスペックだが
美味しい話に裏があるのはこの業界にかぎらない。

軽量化のための薄く小さい造作ゆえに
剛性や耐久性が劣のでは無いかという懸念は
素人にも思い至るところではある。

しかし、耐久性はともかく
剛性面については
アルミの剛性感を嫌うがゆえwomenモデルのフレームをチョイスした
今回のコンセプトにはむしろ合致すると言えよう。


小ぶりで細身のデザインは
このフレームに対しバランスよく感じる。

スローピングのトップチューブに17°(つまり地面と平行になる)は
賛否が分かれるところだと思うがグロス仕上げの塗装を優先した結果。
(現行品は6も17もマットのみ。17の在庫にグロスがあった。)

「南米森林屋」にはボルト(穴)が弱い、精度が悪いという評語が。

T20のトルクスネジを使う小さいボルトなのでさもありなんという気もしたが
トルク管理と押し8・回し2を徹底した結果なめることは無かった。

精度云々についてはこれから検証。


組み立て作業の便宜上フォーク(とヘッドパーツ)を押さえるための仮組だが

コラムのアルミ地金が見える点と
ポストがマットで幅広いの点が気になり始めた。

新品 TNI Helium17(ヘリウム17)グロス(ツヤ有)80mm 在庫限り:4,500円
ここまでの経費:72,329円



【関連記事】
 ★ロードバイク FELT ZWA "バラ完"



↓wiggleでの購入はコチラ

↓amazonでの購入はコチラ

2020年1月15日水曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第7回 BB(ホローテックⅡ)組付


自転車を組むたび
どこから取り付けていくのが正しいのだろうかと
思うのだが

やはり
ヘッドパーツとBB(ボトムブラケット)は
パーツの中でもよりフレームに近いイメージなので
(これが付かないと次が付かないということもあり)
いつもこれらから組んでいくことになる。

今回は圧入式では無くねじ込み式のホローテックⅡ。
こだわった部分。
購入したパーツはSM-BBR60

右側が逆ネジ(反時計回りで締まる:68mm仕様)というところ以外
難しいことは無いのだが
PWTのホローテックレンチには
BBR60に付属のアダプター(TL-FC25)が嵌まらないという
ただ一点が難所。
(昔のホローテックBBが回せたんだから嵌まらなきゃおかしいはずなんだけど)


PWTにもBBR60用のアダプタが付属しているので問題は無い。
(ちなみにBB9000用も付属)

TL-FC25を使って手でいけるところまで回して
その後PWTを使って推奨トルクの35-50N-mまで締め込む。

といってもそんなトルクレンチはもっていないので
普通の力でいけるところまでを規定トルクと仮定して
(昔工具とトルクに関するそんなうんちくを聞いたことがある)
それで終了。

玉当たりの調整なんてないから楽でいいよね。
プラモだよね。
(実はプラモより簡単)

サドルとピラー置くところがないからもう付けてるけど。

SM-BBR60: 2,110円
ここまでの経費:67,829円


【関連記事】
 ★ロードバイク FELT ZWA "バラ完"



↓wiggleでの購入はコチラ

↓amazonでの購入はコチラ