2011年10月8日土曜日

Panasonic ロード スプロケット

壱号機のスプロケットについてです。

フリーハブ FH-1051-7 です。

FH-1071-7 スプロケット部分
という言い方は必ずしも正しくないですね。
二つの意味で。

ひとつには

このあたりの時代のフリーハブには
「スプロケット」という独立した概念がないと思われ
フリーハブの一部品としてギア板、ギア間座、連結ボルトがラインナップしています。
FH-1051ハブ&フリー部(参考画像)
ちなみに用意されるギア歯数は
トップギヤが12T~14T
その他のスプラインギアが14T~26T,28T。

セカンドに13Tを使用する場合には専用のツバ付ギヤ
(どうして13Tのみこうなるのかはよくわかりませんが)
が用意されています。

ちなみに6速バージョンには
トップギアに12T~18T(!)が用意されてました。

FH-1051はハブの座金を移動することとギヤ板・間座を変更することで
7速-6速をコンバートできたみたいです。

当初は13-14-15-17-19-21-23の組み合わせで乗ってました。

フロント50T×39Tですから
かなりの剛脚ですね(笑)。

その後チェーンホイールをマイクロドライブ(48T×34T)化し
(なんて立派なもんじゃないないけど)
2010/04/06付「マイクロドライブ化とBB-1050(?)のメンテナンス」参照
自転車が脚に追いついてきました(笑)。

話をスプロケットに戻すと

なぜかもっていた(いつか使おうと思ったんでしょうね)
トップ14Tと16Tをインストール

2010ツールド国東を14-15-16-17-19-21-23で走りました。

ともあれ、ここまでがFH-1051-7純正パーツのお話。
これがFH-1051-7純正状態

もう一つは現状のギヤの組み合わせがミクスドアセンブリなこと。


最新ロードの皆さんが使っている25T(または27T)

ことさらうらやましかった私は
ローギヤード化に着手します。

キオクの片隅に純正25Tを見た私は
段ボール箱をひっかき回しますが

発見したものは
一度開封した得体の知れないSHIMANO Genuine Parts 25T。
なんかすごい桁の数字がマジックにて書いてありました。
製品番号なのでしょう。

これは僥倖とさっそく装着を試みますが
一部の欠き切りが小さく合いません。

以前も同じ事をして段ボールにつっこんどいたのに違いありません。
一気にテンションダウンです。

しかしすぐに気を取り直し
やすり技で25Tをものにする話はコチラ

調子に乗った私は

無理を承知で純正及び互換の26・28T探しの旅へ。

シマノのサービスさんから丁寧な予定通りの対応にあった後
やすり前提でCS-HG30-7I 11-28T
及び4-11F 26082 CS-HG 26T H LOW クロム(Y11F26082)を発注するのであった。

これらをばらしてやすってポン!(の話はコチラ

現状14-16-18-21-23-25-28のスプロケットが装着されているというわけです。





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2011年10月7日金曜日

Panasonic ロード ホイール


壱号機のホイールについてです。

リム:マビックGP4(ブラックアルマイト)
スポーク:星♯15(プレーン)
ハブ:シマノ105(前/HB1051・後/FH1051)
MAVIC GP4

当時(約20年前)は
WO(ワイヤード・オン)=クリンチャーの
「ロードレーサー」はありませんでした。

まったく無かったわけでもないでしょうが
「レーサー」としてはチューブラーが原則。

WOリムはもっぱらスポルティーフとよばれるモデルに採用されていました。

説明を追加

現代は「クロスバイク」なんて分類があり(これは幅がものすごく広いですが)
スポルティーフなんてのは一部のコアマニア以外のところでは
聞かなくなってしましました。

私は当時からクロスバイク的な使い方しかしていなかった訳ですから
こんなホイール、オーバースペックでしかないのですが

そういったわけでパナソニック・オーダー・ロードには
もれなくチューブラーホイールがついてきたわけです。

その中でもマビックGP4は思い入れのチョイス。
GL330(330gという意味だったと思う)など
もっと軽いリムもたくさんあった中
パリ・ルーベを走る丈夫さと
なんといってもその渋い色
(ブラックアルマイトということですがディープグレーですね)
に惹かれてのチョイス。
(といってもこれがアセンブリされたバイクを選んだだけですが・・・)

フレームカラーに絶妙にマッチしていると思うのは自画自賛。
MAVIC GP4

この際、ハブやスポークにはこだわりありません。
「オーダーシステム」のくせにお仕着せアッセンです。
デフォルトの105 未だに虫食いなど無くよくまわる

ただ
やっぱりクロスバイク的な使い方をするのにチューブラータイヤは向いていない
と、ずーっと思っていたわけですよ。

①接着剤(リムセメント)で張らなきゃいけない。(チューブラーテープなんて便利なものがあるそうですが、高いので使ったこと無い)
②タイヤのセンター出しが難しい。(クリンチャーははめたらそれがセンター)
③スペアがかさばる。
④パンクしたらおしまい、コスト高。(当時はフラップ外して、糸切って、チューブ出して、パッチはって、戻して、縫って、フラップ貼って、ってパンク修理してましたっけ)

シビアな軽量化や接地感、転がり感をもとめるリアルレーサー、またはそのしなやかさにうっとりするコアマニア以外にはちょっと敷居が高いって・・・。

こんなタイヤで軽量化もしなやかさも無いけど・・・
最近のクリンチャー全盛はそんなヤワな私にぴったりの時代。
な、くせにずーっとホイール交換していない。
経済的な理由ですけど・・・。

でも
去年とうとうアレを手に入れてしまった。
おじさんのおこずかいでも買えてしまうアレを(前に書いたね)。

きっとこっちの方がパナモリにはお似合いなんだろう。

フレームをきれいにしたら
エンドをぐいっと広げてインストールしてみよう。

ああ、楽しみ。



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2011年10月4日火曜日

Panasonic ロード シートピラー


壱号機のシートピラー(ポスト)です。

Shimano 600
デフォルトで付いていたデュラのエアロから換装。
そもそも600が付いてくるはずのアセンブリだったのに
なぜだかデュラで納車されたという不思議な経緯。
もちろんショップには黙ってましたが。

本来の形に戻した、というところでしょうか。

何の変哲もなくてとても良いです。こだわりのない感じが。
白サビ浮いちゃってるのもこだわりがない感じです(笑)

本音はデュラに戻したいのだけれど
エアロのヤツってつぶしの部分がフレームから出てなきゃでしょ?
正直ポジション的に厳しいんですよね。
ずっとだましだまし乗ってたけど・・・。

そういった意味ではカンパのスーパーレコードはもとより
サカエなんかも使えない(溝の関係で)。

当面はこれで行くって事でしょうね。



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2011年10月3日月曜日

Panasonic ロード 現在の状況

パーツの紹介の途中、突然ですが、

壱号機の現状です。
Panasonic ORM1 PR500 ORDER (1989)
先日、早朝に小一時間で分解し、こんなんなってます。
フォークを抜いたのは初めてなんじゃなかろうか?
(ヘッドパーツは無事でした。グリスアップくらいはしたことあったのかな。)

パーツの紹介がすんだら「分解行程」をアップしていきます。



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2011年10月1日土曜日

PARKPREにてひさびさのお散歩

壱号機をメンテ・レストア・モデファイしてる間、自転車はどうしているのかというと・・・

弐号機についてです。

私のもう一台の相棒は、PARKPREのMTBです。
オークションを中心に、格安パーツをのみを厳選(笑)こつこつと組み立てたものです。
PARKPRE(下) 


そのため、アセンブリーはとっちらかっていますが、結果的には、意外とまとまりよくできていると思っています。

で、パナロードがばらけている間、こいつがスリックをはいてロードバイクとなっているわけです。
上の写真では1.25サイズのタイヤですが、現在は1.5をはかせています。

一昨日、久々に5Kmほど乗ってみたくらいで・・・。
気持ちはあるんですが、事情がね・・・。

パークプリMTBのスペックについては今後ぼちぼち紹介していきます。
事情については書く気になったらね・・・。

Panasonicロード サドル

壱号機のサドルについてです。

サンマルコ ロールスです。
selle san marco rolls
かつて数々の名選手を表彰台に運んだといわれる名品だそうです。
たしかに当時はロールスかリーガルかコンコールかって感じでした。
私のPanasonicにはこれがデフォルトでアッセンブリされたいましたが
他のショップはリーガルをチョイスしていて
どちらにしようか真剣に悩んだものでした。

穴も開いてない
ゲルも入っていない
サイドがえぐってあるわけでもない
何の変哲もなく重たいサドルですが
尻が痛くならないという評判はいろんなところで耳にします。

未だにこれでなくてはという選手も結構いるそうですし
ある雑誌ではあるフレームビルダーの方(オー○ケ氏)が
ロードにもMTBにもこれをつけてると写真入りで紹介されていました。

いわばスタンダード中のスタンダード
ど定番といえるかもしれません。

ただ
私は100Kmを超えると尿道あたりがむずむずイタイタしてきます。

我慢できないほどではありませんが
時々お尻を上げて休みたくなる程度には気になります。

マイ ロールス(元は黒でした)
そんなこんなで二十数年来愛用しているわけですが
さすがにくたびれてきましたね。

後ろのバッジのリベットがおれて真鍮製のボルトで固定しています。
両サイドはこすれてプラスチックのベースが露出してきました。
元々真っ黒だったのにすっかりブラウンで
メタブルーのクロモリフレームとあいまってすっかりいい感じです。

selle sanmarco regal
リビルドの際にはリーガルをつけよう
と、いまのところは思っています。

ロールスとともにサンマルコのクラッシックラインで
いまだに製造されているところは涙ものですね。

しかも1万円!
ヤフオクや海外通販を利用したら7000円を切って購入できることも。

でも薄っぺらい今時サドルで
ちっとしかでてないピラーをわずかばかり上げてみるのもいいかも
なんても思ったりもしますが。



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2011年9月28日水曜日

panasonic ロード ブレーキアーチ

壱号機のブレーキアーチについてです。

シマノ デュラエース BR-7402です。
SHIMANO DURA ACE BR-7402(参照画像)

 BR-7402(参照画像)2

ひとえにシングルピボットのデザインに惹かれての選択です。
カンパ、シュパーブも候補でしたが、値段と流通量でこれになりました。ちょうど10年くらい前にヤフオクで入手しました。レバーとセットの未使用品で結構お買い得だったように思います。

いまではセンターボルト(?)先端の六角あなを隠すゴムのぽっちりが無かったり、ワイヤ調整ナット(?)のゴムのわっかが無かったりですが・・・。
このときフロントにはぽっちりもわっかもありますね。
ゴムぽっちりは必要ないとして、ゴムのわっかがないとやはり調整しづらいので、77系の十字の調整リング(12番Cable Ajasting Bolt Unitですね)
http://techdocs.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/EV/bikecomponents/BR/EV-BR-7700-1658B_v1_m56577569830728735.pdf
がはいらないものかな?などと考えたりもしています。

利きは?私のレベルでは充分以上です。
105(BR-1050)からの換装ですが、正直その差は・・・体感できませんでした。私には。
SHIMANO 105 BR-1050

ダブルピボットとの差もよく分からないのでしょう・・・私は。



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