2018年9月9日日曜日

中古フレームと手持ちパーツでロードバイクを組む #3 組み立てる(12)チェーンを張る


チェーンを張るのはカンタン。

1 チェーンをしかるべきルートに通す。
2 適切な長さ(リンク数)にカット。
3 つなぐ。

これだけ。

初めての人には
チェーンを切ったりつないだりといった
イメージがしにくいだろうけど

切るというのは
チェーンをつないでいるピンを
押し出して抜いてやること。

つなぐというのは
切れている箇所の穴を重ねて
ピンを押し込んでやること。

両方ともチェーンカッターという工具で行うのですが
職人的な感覚を要する部分は一切ないので
プラモデルのように位置がずれたり
思うようにくっつかなかったり
てな状態にはなりません。

チェーンカッター

チェーンカッターの導くように
ハンドルのねじを回してやるだけです。


説明書もピンも付いてますしね。

そうはいっても
初めての場合
チェーンをとおす「しかるべきルート」が
わかんなくなっちゃうことがあるので
最初の状態を写真に撮っておくと安心ですね。

あとRDのところが通しにくいかもしれません。
プーリーガイドはああ見えて
横からのチェーンを受け付けませんから
ルートに沿って一コマずつ送っていくのが肝心です。
焦ってはいけません。

特に上側のガイドの外を通してしまわないように
地道に作業しましょう。


ところで
「適当な長さ」ってなんだ。
ってことですが

変速を最適化するためには
アウター×ローで張り切らず
インナー×トップで緩んでしまわないように
チェーンの長さを調節する必要があるんですね。

それも特別難しいことじゃありません。

スプロケのローが27Tまでの場合:
RDの上下プーリーの軸をつないだ線が地面と垂直になる長さ。
(上の写真:上のプーリーの軸が見えてませんが)

同じく28Tを超える場合:
RDを通さない状態で
アウターローにかけてピンと張る状態に
2リンク足した長さ。
(下の写真)

これはシマノのチェーンのマニュアルに書いてあります。

ところで

コネクトピンを入れようとするけど
チェーンが流れていって手が足りないよぉ
になるひとは

折れたスポークを曲げた物で
チェーン同士をつないでおくと便利ですね。

上の物は自作ですが
付属しているチェンカッタもあるし
チェーンフィキサーなるものも市販されています。


これが一番安いかな?

無事つながったら
ペンチでピンのアンプル部分?(はみ出したところ)を
折り取って完成。


チェーンが付くとやっぱそれらしいですね。


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