2020年3月4日水曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第29回 チューブ・タイヤ交換・ペダル組付


MICHLIN PRO3 Race service courseが
ひび割れを起こしていたので
Continental Grand Prixに交換。

付けやすいタイヤでした。
チューブは手持ちのLifeline。

Panasonicクロモリロードに付けていた
SPEEDPLAY ZEROを取り付けたら

完成しました!

アクセサリー類を取り付けたら走りに行けますね。

ちなみにペダルレスで8.0kg
ペダルを付けて8.3kgってとこ。
体重計なので微妙な四捨五入はあり。

今回の支出:Continental Grand Prix×2本 ¥5996円

ここまでの経費:99,854円



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2020年3月3日火曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第28回 バーテープを巻く


怪しい荷物が海外から届く。


安っぽい段ボール。
日本の通販とは訳違う。


中身はこれと


これ。

日本で買うより圧倒的に安い二品。


ケーブル固定は手持ちのこれを使用。


今回は下巻きナシ。

バーテープの裏が接着剤ではなくゲル状の滑り止めみたいなヤツだから。
これは表面の素材(マイクロファイバー)と相まって
Canyon Ultimate CF SLX 8.0に使われていたヤツとほぼ同じ。

というわけでケーブル処理もCanyonにならった。


右側を一度まき直したが
素材や滑り止めが前述の通りなので
きれいにまき直すことができた。

ブラケット部も厚くなるのが好みでないので
ブラケットバンド隠しのテープはあえて省略。

デキとしてはまあまあのレベルで
イマイチ満足いっていないが
実用には十分である。

今回の支出:1993円
ここまでの経費:93,858円



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2020年3月2日月曜日

ポリマーコーティングケーブルの毛羽立ちを押さえる工夫(備忘録)

ポリマーコーティングケーブルの毛羽立ちを押さえるために
インナーケーブルがアウターから出る辺りをライナー管で保護する
という方法を見つけたので置いておく。

【京都テックの裏話】ワイヤーシフトの車体を組む時のひと工夫と応用。【ライナー管処理】http://www.ysroad.net/shopnews/detail.php?bid=468718

今回FELT ZWAを組むには間に合わなかったが
次のインナーヶ-ブル交換の時に参考にしてもいいかもしんない。



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2020年3月1日日曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第27回 ケーブル末端処理と体重測定


ケーブル類がセットされ
ブレーキ・ディレイラーの調整ができたので
ケーブル末端を処理した。

ハンダでプロっぽく処理とか
カラーアルマイトのエンドキャップとかも考えたが
なるべく金をかけない方向性でとりあえず組んでみるというのが
このたびのコンセプトなので
セット付属のエンドキャップで。

やっぱりアルミ地金の色がイマイチ

さて
後はバーテープを巻いて
ペダルを付ければ
乗れるのですが

市販車の重量って
このくらいな感じで測定するんですよね、多分。

というわけで
TANITAの体重計で
オーナーとともに体重測定。

約7.9kg

まあまあじゃないですか。

今回の支出:なし
ここまでの経費:91,865円



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ロードバイク FELT ZWA バラ完 第26回 フロントディレイラー ケーブルの固定と調整



ロードバイクの組み立てや調整で
一番難物なのはFDだと思う。

そう思っている人はきっと多いはず。

いやほんとやっかいです。
ディーラーマニュアルDM-FD0002-05を参考にやっていきながら
その辺を書き留める。

①FD外ガイドプレートの角度調整

 今回は組付けの時にここまでやっておいた。
 
 マニュアルには
 外ガイドプレートの平面とアウターリングの平面が平行になるように
 面一にして六角レンチの様なもので確認的なことが書いてあるが
 
 そもそも外ガイドプレートの平面部分とはどこからどこまでなのか
 (結構曲面になっているような気がするのだが)
 六角レンチで平行が見れるのか
 アウターリングの平面部とは刃の根元の部分だよなとか
 謎多し。

 がちがちに正確にしないと変速や音鳴りに影響する
 というわけではないことは経験上心得ているので


 まあまっすぐだわなの線で納得しておく。


②ケーブルルートの調整(コンバーターon/offの決定)
 このシステムはこのシリーズからだと思う。
 BB下からのケーブルラインによってワイヤーを留めるルートを変えて
 適正化を図るというヤツ。

 ラインを測定するのにこのツールが必要
 シマノ ケーブル固定位置判別工具(TL-FD68)




ここに装着して


ケーブルを通し
 センターラインの右か左かで
 コンバーターのon/offを決める。

 このフレームの場合はギリonの側。
 ラインに揃ったらどちらでもいいらしい。

③ケーブルの仮止め

アウターリングの刃とFDの外ガイドプレートが直線上になっている状態で
ケーブルを張ると後の調整が楽になるらしい。


ブレーキケーブル、RDケーブル同様引っ張って初期伸びを解消。


このフレームのケーブルガイドはケーブルを強く引くと曲がるよう。
ケーブルを張るとき曲がりきった状態にしなければならない。

④インナー側の調整


インナー×ローでレバーはロートリム
 この位置で内ガイドプレートとチェーンに0~0.5mmの隙間。
 つまり擦らないギリの位置ってこと。

 この調整もFDの高さとアウターリングとの平行がしっかり出ていれば
 さほど困難ではない。
 L側ボルトを回して調整出来る。

⑤ケーブルの張り調整

 さてこの手順です。
 ④でインナー側最内位置を確定したら次にやる作業がこれというのは
 考えてもわからない。
 しっかりマニュアルを読むべきところ。
 

アウター×ローでレバーはアウタートリム。

 RDを先に取り付けるべきなのはこういう手順になるから。
 (RD取付時にFDの操作が必要になってもLHボルトでアウターなりインナーなりに固定しておくのはたやすい)

 ケーブルアジャスターを回して
 内ガイドプレートとチェーンが0~0.5mmになるようにケーブルを張って行く。
 
 このフレームには
 はじめからアジャストボルトがついており
 ケーブルアジャスターが不要なのが美点だが
 思いの外回転が渋かった。

 BB下のケーブルガイドの弾力のせいか
 初期伸びが十分に取り切れていなかったのか
 始めアジャストボルトだけでは張りを調整しきれず
 再度FDのワイヤーを固定し直した。

 再度アジャストボルトで調整して適正値へ。 

⑤アウター側調整


アウター×トップでレバーはトップ。
Hボルトで外ガイドプレートとチェーンを0~0.5にして完了。

⑥確認
 色んなギヤ位置で変速してみてチェーン落ちのないことを確認。
 実施に乗ってみて力が掛かったときにどうなるかを実走で確認する必要があるが
 一応完了。

今回の支出:シマノ ケーブル固定位置判別工具(TL-FD68) 391円
ここまでの経費:91,865円



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 ★FD-6800ディーラーマニュアル DM-FD0002-05




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2020年2月29日土曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第25回 リアディレイラー ケーブルの固定と調整


ロードバイクに乗る魅力に
五感の高まりがあるのだろうと思っている。

それだけにバイクのさまざまな部分がスムースであることは必須。
動きの悪い部分やフィット感の薄い部分があると
気持ちがそれに引きずられてしまう。

サドルの合う合わないや
BBの鳴き
ブレーキのタッチなど
それは多岐にわたるが

ドライブトレイン関係
チェーンの擦過音がしたり
変速がうまくいかなかったりは
最たるもの。

故にディレーラーの調整は
ロードバイク組み立ての中でも
一番手間の掛かるところだと思う。

とはいうものの
RDなんぞは
きちんとマニュアルに則って行えば
それほどのものではない。

ROADディレイラーマニュアルDM-RD0003-03

以下その作業手順に従って。

①トップ側振り幅固定
 
 トップギアとガイドプーリーの刃先が揃うように
 2つついてるボルトの上の方(H)を回して調整する。
 (今回はRD組付の際すでに調整済み)


②ケーブル仮固定

 SSでは
 ケーブルを白い三角マークのところからの溝に沿わせる。
 つまり、まんま。
ぴんぼけ~
仮固定したらワイヤーを引っ張って初期伸びを取る。
  
  ブレーキ同様
  内蔵されてない昔ながらのフレームでしか
  この作業はできない。
  
  レバー操作だけだとおそらく一気には取れないので
  内蔵フレームの場合は数度固定し直すことになると思う。
  
  インラインシフティングケーブルアジャスターだけでは
  調整幅があまりない。

③ロー側振り幅調整

 ロー側のスプロケとプーリーの刃先を一直線上にそろえる。
 今度は下側(L)のボルトで。

 あんまりスポーク側に振れているとチェーン落ちしてしまう。

説明を追加
④ガイドプーリー位置調整

 クランクを逆回転させチェーン詰まりしない位置まで
 Bテンションアジャストボルトを締めていく。

中央のネジがBテンションアジャストボルト


 まずロー側。

次にトップ側。
チェーン詰まりしない範囲で最も近い状態が
一番製のが発揮されるらしい。


⑤SIS調整

 フリクションレバーならここで終了。
 
 トップとローのチェーン落ちさえなければ
 その間で無段階にチェーンを動かせるのだから
 シフティングレバーの調整なぞ要らないのは当たり前。
 
 ディレイラーがワイヤーを引く力にまけない程度に
 かつ微妙なレバー操作ができる程度に
 摩擦(フリクション)がかかる強さで
 レバーを締め込んでおけばよい。

 つまりレバー比やスプロケ枚数に関係なく
 ディレイラーとレバーの組み合わせが可能であった。

 って、何言ってるかわかんない。
 昭和の戯言。

 インディックスシステムでは
 レバーの巻き取り量と変速機の移動量が
 スプロケ間の距離と精密に連動しているので
 同シリーズでしか使えない。
 (訳ではない。レバーの巻き取り量に対する変速機の移動量が
  スプロケ間の距離と合っていれば正しく変速する。
  故にシマニョーロだのカンパーノだのが成立する~。)

 というわけで
 ディレーラーの基準位置(ホームポジションを)を
 きっちりと決めておく必要がある。
 というか
 そこさえ押さえておけば後は機械の方で
 正しい位置にチェーンをずらしてくれるのがインデックスシステム。

 で
 ディレーラーの基準位置(ホームポジションを)を
 きっちりと決める方法が

 2段目に入れて
 遊びいっぱい(3段目に変速しないギリ)まで
 レバー(ワイヤー)を引いた時に
 3段目に上がらない
 かつ
 スプロケとチェーンが接触してカリカリ音がする
 状態に調整
 なわけだ。

 これを調整ボルトで行う。



 調整ボルトは
 ワイヤーが入ってるところの回る部分のヤツ。

 勝手に変速しちゃうようだったら時計回りに
 音鳴りがしなかったら反時計回りに
 調整ボルトを回してみる。

 だらだらと書いたけど
 
 2段目に入れておいてレバーを3段目に上がる直前まで操作して
 カリカリいうが変速はしないギリのところに変速機を持っていく

 ということ。

 根本的な考え方を頭に入れて作業した方が
 最終的には混乱しないため書いておく。

 でもやることはとってもシンプル。
 最初に「手間の掛かる」と書いたのは
 初心者には難しいという意味ではなく
 時間かけて追い込めるかどうかという意味。
 
 経験値があり感覚が養われている人はごく短時間でできてしまう。


とかなんとかいってるうちに
私のRD調整も終了。
実走して詰めていかなくてはならないわけですが。

そしてカレンダーをめくらないまま
二月が去って行こうとしています。

組み始めて2ヶ月になるなぁ。
そろそろ完成させなきゃ
シーズン始まっちゃうね。

今回の支出:なし
ここまでの経費:91,474円



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 ★RD-6800ディーラーマニュアル DM-BR0003-03




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2020年2月27日木曜日

ロードバイク FELT ZWA バラ完 第24回 ブレーキケーブルの固定と調整


アウターワイヤーの長さ出しと仮止めが出来たので
ブレーキのインナーを固定する。

教科書はシマノのディーラーマニュアル DM-BR0003-08


①インナーケーブルの仮固定

 キャリパーのシューの部分を片手でつかんで
 ブレーキシューをリムに押しつけながら仮固定。
 
 工具やベルト様のものを使う向きもあるようだが
 いつも手でやっている。
 
 初期伸びでずいぶん開くので
 ここでは押しつけた状態で固定してしまって問題ない。


②インナーケーブルの本固定

 仮止めの状態でブレーキレバーを20回ほどにぎにぎして
 初期伸びを取る。
 
 リアについてはさらに
 インナーワイヤーの露出しているところを
 手で引っ張る。
 ただしワイヤー類内蔵のフレームには当然ながら使えない。
 
 フレームを含め
 プリミティブな機構のパーツで組んだほうが
 素人には弄りやすい。
 
 今度もシューをリムに当てる感じで固定し直す。
 レバーを握るとさらに少しだけワイヤーが伸びて
 ほぼ適切なシュー ― リム間のクリアランスがでる。
 はずだが、このあたりは経験値か。

 シュー ― リム間は1.5~2mmくらい。
   マニュアルには両側合わせて3~4mmとある。

適切なクリアランスが取れなかったら
 再度ワイヤーを固定し直すか
 クリアランスがちょっとだけ広い場合は
 ケーブル調整ナット(下の写真左上のネジ)を回して調整する。


③ ブレーキシューの高さ・オフセットの調整
  インナーを固定した後にこの作業をするのが私の流儀。

  シューの高さは上側(タイヤ側)にリムの側面が1mm以上見える様に。
  あまり下げてしまうとリムによってはハブ側のシューがはみ出てしまうので
  うまく調整しながら。
  軽く抵抗が掛かる程度に固定した状態で動かすと細かい調整がしやすいように思う。
 
  オフセットは前に比べて後ろ(回転方向の逆側)が0.5mmくらい開くように。
  これも軽く動かすと角度がつく様に設計されている。

  最近のキャリパーは
  オフセットが調整しやすい。


④センタリング調整

 センタリング調整ボルトで左右のクリアランスを均等にする。

 これで一応終了。
 後は実走して調整。
 

同じブレーキセットを使ってもタッチの感触が違うのは
フレーム云々もあるかもしれないが
各所のセッティングによるところが大きいと思う。
(ショップで握り比べてもかなり違う)

今回はワイヤーセットの変更が大きいかもしれない。
シューによっても当然違うし。

このブレーキは効くの効かないのというレビューは
一概には信用できないと思っている。

マニュアルによるとBR-6800は
レバーの引きの軽重まで調整出来るらしい。

いろいろ弄って
好みのタッチにしたいなぁと思います。

今回の支出:なし
ここまでの経費:91,474円



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