ウクレレ日記の祈念すべき100回目は
ALAMOANA のソプラノマホガニーUK-260の
弦交換について。
地味に流行の言い回しでは「一周回って」
という感じなのだろうが
キリ番回だからといって原点回帰を意識したわけではない。
KmiseのコンサートマホガニーKMU-23Cを
Low-Gチューニングにしたので
ALAMOANA UK-260をノーマルに戻したところ
音が意外によくてうれしかったので
書きたかっただけのこと。
UK-260は弦交換の遍歴が一番多いのだが
これまでどれひとつとして満足いくものがなかった。
UK-260
+デフォルト弦(クリアナイロン):ピッチ合わず(経年劣化のせいかも)
+Worth BM (ブラウンフロロ):ピッチ合う・はっきり音が出てくる感じ
+Martin M600(クリアフロロ):BMより柔らかい感じの音
+Worth BM(ブラウンフロロ):音が硬く疲れを感じる
+Harcane UKM-1付属交換弦(白ナイロン):3弦3、4フレットのピッチ合わず
+ORCUS OS-MED:キュインキュインと耳障りな感じ・ツメが触れたときのビビりが敏感
+ghs H-10:鳴りが小さい・舌っ足らずでぺちゃぺちゃ喋る人の声またはつばをためながら 喋っているような水につかった音叉のような音。3弦2,3フレット音痴。
このような経緯でUK-260にがっかり感があり
Low-Gの練習機とすることになった。
ORCAS OS-TEN LGは
スケールの短いソプラノのLow-G化に適しているという評判で
実際音も悪くなく実用に耐えたが
微妙にテンション不足のだるさを感じることがあった。
さて今回
KmiseをLow-G化するにあたり
外したデフォルト弦がもったいない
言い方を変えると
ノーマルチューンに戻すALAMOANAに
新しい弦を購入して満足いかないのがもったいないので
そのままALAMOANAに移植してみた。
音色は柔らかく上品な方向。
ピッチの狂いもなく指触りも滑らかで押弦しやすい。
今まで張った弦の中で一番相性がいいと思う。
弾き語りのコードストロークは少したるい感じだが
曲によってはアリな感じ。
ソロの音色はとってもよくなった。
メイン機として確固たる地位を築いている960円Hricane(UKM-1)は
ソロ弾きでは若干硬く感じる音なので
今後棲み分ける感じになるのだろうか。
冒頭写真に写っているのはKMU-23C付属の交換弦。
交換弦まで手に入ってしまって
お得感のあるお試しとなりました。