2015年12月31日木曜日

GIANT ESCAPE R3 2013 vs 2015(1) フレーム篇

R3 2015を旧モデルと比較してみる フレーム篇

私の自転車通勤に刺激され
(たか、どうだかはわかりませんが)
友人がGIANT ESCAPE R3を購入。
元気に自転車通勤に励んでいます。

「やっぱ、いっすね~。速いっすね~。」

色も私とおんなじブラックトーン。


GIANT ESCAPE R3 (2015) BLACK TONE


しかし決定的な違いが。

そう
2015モデルは
10年目にして初のフルモデルチェンジ。

私の2013モデルとは大幅に違っているらしい。


振動吸収性の向上

2者を並べてみてはっきりわかるのは

①トップチューブが扁平(上下につぶされた&幅が広がった)した
②シートステイが湾曲(弓なりになった)した


の2点。


2015

2013

個人的には
①はかっこよくなってうらやましいところ
②は2013モデルの方がかっこいいぞと思うところ
です。

しかし、これらは振動吸収性を狙ったもの。
実際、なんだか乗り心地がよくなった気がしますもん。

頑丈系アルミフレームの弱点が解消されて進化した
ということでしょう。

今年発売されたアルミバイクも
軒並みそういう方向性のようですし。

ジオメトリに変化なし

ジオメトリを比べてみると
どのサイズも変更点はありません。
(Sサイズでホイールベースが0.1mm延長されていますが、製造上の都合でしょう)




GIANTのクロスバイクにおける設計思想の揺らぎのなさが現れていると思います。
GIANT公式は初代ESCAPEの誕生についてこのように述べています。

「エスケープR3は、クラス最高の走行性能に加え、シティサイクルから乗り換えても違和感のない快適性と操縦安定性を得たのです。ロードバイク並みに軽量なアルミフレームは、旧来の常識を打破するアップライトな乗車姿勢のために専用設計され、細めの700×28C(幅28mm)タイヤと1クラス上のパーツを組み合わせることで、街中での乗りやすさとスピード性能を両立する新しいクロスバイクとなりました。」


フルモデルチェンジにおいても

「それまでのクロスバイクはMTBやロードバイクのフレームにやや太めのシティタイヤを履かせたものが一般的で、エントリー層向けでありながらレースバイク譲りの前傾ポジションを疑いなく採用していました。いわば「本格派スポーツサイクルの廉価版」という位置付けだったのです。しかし、エスケープR3のアプローチは違いました。」

という基本理念は受け継がれているわけですね。

では、どこが一番の変更点かというと


クロスバイクの性能向上=重量の軽減

軽くなってます。
自転車全体で1.2kgも。

そのうち260gをフレームで、
さらに160gをフォークで。

2680gのフレームセットが2260gって、
グレード自体が上がっちゃってるじゃないですか。

フレーム篇 まとめ

・トップチューブの扁平化でロードバイク並みにかっこよくなってる。
・トップチューブとシートステイの形状変更、フォークの軽量化で乗り心地向上。
・大幅な軽量化で運動性能と取り回しのよさアップ。

その他旧モデルでも溶接の仕上げが美しいESCAPEでしたが
スムースウェルディングの採用とかでますますなめらかになっちゃってますね。

うらやましい。

長くなってるので、続きは後日。


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