第14回 フェンダー(マッドガード)の穴埋めに
「以前より太めのタイヤを注文しているので
裏側はクリアランスを見なければならない。」と
記述したが
予想通り
前後ともシャラシャらとタイヤとフェンダーがかすっている。
まずはフロント編
最初に取り付けた時も
クリアランスが厳しく
調整がシビアだった。
フロントフェンダーでは
ヘッドチューブ前側がフェンダーにあたる部分が
最小クリアランスになる。
28c(デフォルト)の時は
フェンダーステイを極力短くセットして
フェンダー先端が上がるようにして
(てこの原理)
ギリギリ逃がすことができていたのだが
タイヤを32cにしたことで
当然根本的な改善が必要になる。
試しに
アルミフェンダーでよく使われる「ツブシ」の代わりに
ヤスリで削ってみた。(冒頭画像)
結果次の画像のように
つり下げ位置を少し上に持ってくることはできたが
2mm程度しか削れてないので
タイヤの4mmサイズアップには対応出来るはずもなく
擦れを収めることはできなかった。
そこで穴を開けて逃がすことにした。
使ったのはミニルーター。
円盤状ののこぎりビットで
あっという間に切り取れた。強度的に不安はあるものの
自己責任ということで。
かなりのクリアランスが取れ
タイヤが擦れる危惧は払拭された。
ショップで
純正品以外のフェンダー装着がいやがられる理由は
こういうところなのだ。
そして
自分で弄る楽しみも
こういうところにある。
で
後ろは大丈夫だろうと
タカをくくっていたところ...
以下リア編に続く。