2022年6月5日日曜日

ウクレレ日記 #103 HRICANE UK-21 弦交換

 


前回の弦交換から2年も経っていました。
なんという横着ぶり。

チューニングしにくいとかピッチがおかしいという感覚がなかったものだから
気にせず引き続けていました。
これがフロロカーボンの耐久性というヤツでしょうか。

強いて言えばキンキン感?チュイーン感?が若干気になるようになっていたかも。
それも劣化ではなく気のせいなのかも知れませんが。

今回は
ORCUSのブラックフロロから
famousのアランフェス(クリアナイロン)に変えてみました。


Famousの弦は
Famousオーナーがデフォルトにこだわって交換する場合しか
選ばないようなイメージですが。

弦で音が全く違うのは十分実感しているので
この弦を使えば中華1000円(タイムセール等の条件下ですが)レレも
国産定番レレに近づくのではないか
と考えてみました。
(というのは実は後付けですが)

さて
実は今回も弦交換に際し前回のKIWAYA以上にオプションがあります。

このウクレレ
ペグを交換した際ペグ穴が大きかったので
ブッシュにマスキングテープを巻き付けて径を大きくするという
なんとも手抜きな方法で対処していたのですが
弦交換のタイミングでちゃんと処理しておこうと考えました。


最近お気に入りの木工パテ。
もう少し薄付けでよかったです。
結果リーマーでかなり削りました。


こんな感じでギチギチにブッシュをはめ込むことができました。
ただ若干中心がずれたようで
ねじ穴の位置が微妙に変わったのでこちらもパテ埋めして再施工。


こんな感じ。
空洞だったロトマチック時のねじ穴もパテでふさいですっきり。
実物は写真ほど違和感はありません。

さらに今回は

サイドのポジションマークを作ります。



穴を開けてパテ埋めするだけ。
趣味的要素の欠片もありません。
しかしこれで実用性はかなり増強。
サイドのポジションマークは指板上のものよりも視認性がよいです。


これまで見た目重視で黒弦を使っていた私ですが
音色が
黒フロロは固い
黒ナイロンはだるい
と感じていたので
ちょっと違う方向にいってみようかと考えてのことです。

気に入りました。

ストラミングも単音弾きもいけますが
特にストラミングではウクレレらしい柔らかで乾いた感じがあり気持ちがいいです。

これまでデフォルトでついていたナイロン弦は
ピッチや音色が気に入らないことがほとんどだったのですが
専門メーカー(アランフェス)が作ってるからでしょうか
そういうネガな所はありません。

これまでのものはひょっとしたら賞味期限問題も含んでいたのかも知れませんし。

やはり1年に1回くらいは弦交換した方がいいんでしょうね。