2021年9月8日水曜日

GIANT ESCAPE R3 : ジャイアント エスケープ R3のメンテナンスとカスタマイズ 第12回 錆びたボルトとナットの交換


某自動車系漫画家がかつて宣ったように
BOLTS&NUTSの更新が機械メンテナンスの基本であるのは
間違いないと思う。

ただ
自転車に関しては
それ以前にゴム類(タイヤ・チューブ・ブレーキシュー)
ケーブル類
刃物(チェーン・スプロケ・チェーンリング)
の順に消耗していき
次いでベアリング関係となり
ネジ類は一生もの(自転車そのものの寿命とイコール)と
考えてもさほど問題なかったりする。



このくらいじゃ強度に問題はない。
気がかりは固着とあたまを嘗めることだが
それもこの程度なら問題あるまい。

しいていえば見た目の問題。

他のパーツがピカピカになっていくと
錆びた部分が余計に目につくという。







取っ替えてみたところ
著しく気分はよい一方

味がなくなったかな
などと
贅沢なことを考える始末。

そんなとき
万一の危険を避けるために
だの
将来のメンテナンスがスムースに行くようにだの
自分を納得させるために筋論を展開したりしてみせる。


ところで
わが通勤車のきもパーツは
LEDフラッシュライトを装着するこの中華ブラケット。

要は
エネループが使えて
最悪2台とも充電切れになっても
単4電池で代替できて
リアセーフティライトとも電池が共有できて
保険に保険をかけた仕様なのだが

そのフラッシュライトを装着するのに
ベストオブベストなのがこの中華ブラケット。

唯一の欠点が
ネジが著しく錆びる。

とても安い製品なのでそっくり買い換えてもよいのだが
地球環境のために
ネジだけ錆びにくいヤツに変えてみる。


うち一個が劣化で分解。
走ってる時じゃなくてよかった。

仮に走ってる時だったとしても
2本併用のメリットはこういう時にある。

さて
壊れた一個はどうすんの
ということだが

ご心配なく
パーツケースに予備が2個
ストックしてある。

灯火部分に関しては慎重すぎるほど慎重。

新しいヤツの
もとのボルナツを燃えないゴミ入れに叩き込み
クロムメッキのものに交換。

ちっともエコじゃない。

ただ銀色にしたかっただけだな。


2021年9月7日火曜日

GIANT ESCAPE R3 : ジャイアント エスケープ R3のメンテナンスとカスタマイズ 第11回 リアディレイラー換装

 


Shimano XTR RD-M953 SGS
(ワイヤー張ってないので跳ね上がってます)

私的にはXTRといえば95系。
競技機材ゆえ最新=最高と判っていても。

手持ちのRDのうち
M530DEOREと迷ったが
M530はちょっともっさりしてるので。(見た目の話)


SRAMに不満があるわけではない。

フロントシングル化に伴い
手持ちのチェーンリングが9/10速用だったので
スプロケ・チェーンも9速用のが気持ちいいと考え
たまたま9速用のパーツのストックがあった
というだけのこと。

7速コンポにチェーンリングのみ9速とか
7速用RDを9速コンポに使うとか
全然問題ないことも
パナモリで実証済みではあるけれど。

要するに弄りたかっただけのこと。


2021年9月6日月曜日

GIANT ESCAPE R3 : ジャイアント エスケープ R3のメンテナンスとカスタマイズ 第10回 Vブレーキ本体換装


Shimano ALIVIO BR-T4000


デフォルトのTEKTROが悪いわけではない。



いや悪い。

しょっちゅうセンターが狂うのでかなりの頻度で調整していたし
スプリングの精度のせいか
なかなかぴたりと決まらない。

それでも乗る前にセンターを合わせれば
しばらくはシューがリムを擦ることもないし
効きやタッチもそう悪いものではないとおもう。

今回の本体換装は
ブレーキレバー同様
いわゆるおまけ。

主題はぺらぺらにすり減ったブレーキシューの交換という
消耗部品のメンテナンス。

本体(Vブレーキはキャリパーって言わないのかな?)が
換わるからくりはレバーと同じ。

ブレーキシューS65T:737円☓2セット=1,474円(2017年調べ)
BR-T4000:(F)1,298円+(R)1,194円=2492円(2017年購入時)

1,000円以上高く見えるが
BR-T4000にはインナーリードユニット(通称バナナ)
ブーツが同梱されている。
(ちなみにこれらの状態は画像の通り)

これらが意外に高価で
例えばシマノ製品だと前後で1500円程度する。
(ブレーキレバー同様単品との逆転現象)

他社製でも最安前後セット500円程度
わずか500円で調整の煩わしさから解放される。 

ちなみに現在は
BR-T4000 フロント用が1,779円
リヤ用はAmazonで取り扱いがないので
このようなうまみのある話にはならないかもしれない。

迷ったら買っとけという言葉の真理。

そして
T4000ALIVIOの恐ろしい程のコスパ。

2021年9月5日日曜日

GIANT ESCAPE R3 : ジャイアント エスケープ R3のメンテナンスとカスタマイズ 第9回 ハンドルグリップ換装

 

交換前に付けていたのが
NUKEPROOF EREMWNT。
2019年8月に交換したもの。


ちょっとばかりべたべたしていたので交換。

屋根があるとはいえ
陽の当たる軒下駐輪なので
加水分解が進みやすいのだろう。

PARKPREにつけていた
再登場させる。
2014年12月の購入だが
室内保管かつあまり乗ってなかったため
状態はよい。

あまりこだわりのあるところではないので
握れればよし
としておく。

ただね
全体的なアルミの輝きを見ていたら
ロックオンクランプの部分が
アルマイトシルバーだったらなぁ
とか思ったりもしている。

2021年9月4日土曜日

GIANT ESCAPE R3 : ジャイアント エスケープ R3のメンテナンスとカスタマイズ 第8回 ブレーキレバー換装


実はこの作業
レバーのカスタマイズは付随的なもの。
つまりおまけ。

本来の目的は
錆びサビのインナーワイヤーと
割れの始まったアウターケーブルを交換すること。


デフォのTEKTROは握り心地もよく
軒下駐輪8年生の割にさほど劣化もない。


さらに
左レバーにビルトインされたチリンチリンが
なにげに気に入っていたのだが
(実際の公道で使ったことは一度も無いが)
非情にも「おまけ」で退役。

事情は以下の通り。

Shimano ALIVIO BL-T4000(ケーブルセット付属) 1609円(2017年3月時)

一方
同SUSブレーキケーブルセット2130円(同)

以上。
(ブレーキケーブルセットだけよりブレーキレバーが付いた(!)方が521円安)

ならレバーごと交換でしょ。

と思い
Shimano様が気がつく前に
こっそりと購入しておいた。

ちなみに本日価格は
BL-T4000:2241円
(ALIVIOブレーキレバーはそれでも162円)


というわけで
ブレーキケーブルを補修交換する
ついでに



ブレーキレーバーも新品を入れてしまったという
お話。

2021年9月3日金曜日

GIANT ESCAPE R3 : ジャイアント エスケープ R3のメンテナンスとカスタマイズ 第7回 シフトレバー換装

 
グリップ、ブレーキレバー、シフトレバーを取り外し
ハンドルバーを磨いて
9速用のシフトレバーを仮止め。

Shimano Deore SL-M530 MEGA9

チェーンホイールに続き
MTBルック改からの移植。

PARKPREにつけていたLX SL-M570と迷ったが
SL-M570は色味がやや紫っぽいので
DEOREで。



デフォのSRAM X4 シフターは
樹脂部分が紫外線による劣化で表面がかさかさになっている。


左レバーは
フロントシングル化に伴いオミット。

このあと
シフトインジケーターがどうにも気になってしょうがなくなり
ググってしまった。

何となく記憶にあった
インジケーターレスの9速シフターは
XTR SL-M970
XT SL-M770
だったよう。

フリマサイトにSLX SL-M660を見つけ揺らいでいる。

2021年9月2日木曜日

GIANT ESCAPE R3 : ジャイアント エスケープ R3のメンテナンスとカスタマイズ 第6回 チェーンホイール換装


勤務先手前には15%越えの登り
自宅手前には20%越えの登り
クライマーには嬉し過ぎる通勤環境(泣)。

とはいえ
おじさんはおじさんで
インナー(28T)を使うこともなく。

というより
ここ数年
アウターもインナーも使っていないことが判明。


通勤のような状況において
ワイドなスプロケがあれば
フロントはシングルで十分。

というわけで
FC-6400クランクに
FSAの38Tとチェーンガードで
シングルにしてみた。

165mmのクランク長も
ポタリングペースの通勤なら
膝に優しいかもしれない。


ルックMTBに付けていたものを流用。

BB軸長と相まって
Qファクターも狭くなり
漕ぎ心地もよいはず。

FDと左シフターもオミットとなり
軽量化&メカトラリスク減少のメリットも付随。

デザイン的にもシンプルになり
アーバン感が増したように思う。

走るのは紛う事無き田舎だけども。